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佐々木大輔、佐藤悠己、久保佑允10周年記念興行11.18新木場大会 佐々木vs.佐藤のMAXルチャ無差別級戦、久保vs.アントン

佐々木大輔、佐藤悠己、久保佑允10周年記念興行
3億1536万秒の恋
日時:2015年11月18日(水)
開場:19:00 開始:19:30
会場:東京・新木場1stRING
観衆:315,360,000人(超満員札止め)

▼第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負
のはしたろう/○松永智允
9分04秒 スモーピオンデスロック
木高イサミ/●CHANGO

▼第2試合 3WAYマッチ 30分1本勝負
○男色ディーノ
10分06秒 ディーノの尻攻撃で気絶している丸山の上に拳王のハイキックを喰らったディーノが倒れ込んでフォール→体固め
●丸山敦
※もう一人は拳王

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●ヤス・ウラノ
13分13秒 チョークスラム→片エビ固め
○大鷲透

▼第4試合 3WAY6人タッグマッチ 30分1本勝負
○タンク永井/真霜拳號/雄馬
10分36秒 ダイビング・セントーン→片エビ固め
高木三四郎/マサ高梨/●宮武俊
※あと一組はバラモンシュウ/バラモンケイ/旭志織

▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●久保佑允
16分18秒 ダイビング・フィストドロップ→エビ固め
○アントーニオ本多

▼第6試合 MAX LUCHA LIBRE認定無差別級選手権 60分1本勝負
[王 者]○佐々木大輔
20分54秒 ベトナムドライバーII→片エビ固め
[挑戦者]●佐藤悠己
※王者・佐々木が王座防衛に成功。

SUPER CREW1期生の10周年記念興行で佐々木vs.佐藤を裁いた師匠・東郷は「満点」
アントンと真っ向勝負した久保はイサミからの誘いを受けてBASARA入り!

オープニング

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_オープニング
大会開始5分前、福田洋がスマホ片手に登場し、「実は私、今日は前説なるものを任されまして」と不安そうな表情で語り始める。「みんなが私の味方だってことは分かっている。皆さん、盛り上がってますか? 注意事項なんですけど、今日はすごい人が入ってますね! スタンドからアリーナから。どれくらいますか、時ッスで。6000? 8000? 8500!」と超満員の観客を見渡しながら語っていた福田は、今大会の主役である3人との出会いを語り出す。
まず久保との出会いはゴローJrとしてユニオンプロレスに参戦したあたりだと思われるが、久保は人間として謙虚なのでカリスマ(=佐佐木)とは大違いという。続いて佐藤とは、この新木場で合同練習をしていた頃から本当にいい人だと、ヒールなのに身も蓋もないことを言ってしまう。最後にカリスマこと佐々木からは、ポルノサイトやガールズバーでの振る舞い、そしてレスラーとしての生き様みたいなものを教わってきたという。

ここで、主役である3選手を呼び込むが、出てきたのは佐々木と久保の2人だけ。久保が「皆さん雨の中、たくさんのご来場本当にありがとうございます! 僕たちは10年前、この新木場1stRINGでデビューして、10年経って3人揃って帰ってくることが出来ましたね」と言うと、佐々木も「10年やっていればこれだけお客さんが来てくれるってことで嬉しい限りでございます。しかし私はまだしゃべることが定まっていないので」と言ってマイクを久保に戻す。
仕方なく久保が「僕たちが10年歩んできて、本当に3人バラバラ……まあいま佐藤きゅんいないですけど」と言うと、佐々木が「佐藤は『俺、ヒールなんで!』って言ってました」と、佐藤がオープニングに登場しない理由を明かすと、久保が「まあ悪いですけど、いい人なんで」と付け加えた。

改めて久保が「3人揃って10年、まったく別々の道で歩んできたんですけど、今日、その3人の道が新木場1stRING、辿ってきた道がここに集まります。なので、参加する選手もいろんな団体から集まってくるんで、今日は皆さんプロレスでお腹いっぱいになってくれれば、明日から結構しばらく幸せに生活出来ると思います」と挨拶。
「オープニングコールだけでも」と佐々木に任せようとするが、「私、そういうのは恥ずかしいんで。人前でそういうやるのは恥ずかしいので出来ません」とキッパリと拒否。やっぱり仕方なく久保が「佐々木大輔、佐藤悠己、久保佑允の10周年記念興行、スタート!」とオープニングコールすると、福田がスマホに表示した歌詞を見ながら『冬の稲妻』をオープニングテーマとして熱唱した。

続いて日曜日に天龍引退興行のリングアナを務めたパンチ田原リングアナが、軽快なトークで観戦の諸注意。大会名の「3億1536万秒の恋」は10年を秒に変換し、それだけの時間をプロレスに恋してきたからという理由から、アントーニオ本多が命名したと紹介された。

第1試合

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第1試合
松永とのはしが握手を求めると、イサミは応じたがCHANGOは拒否。松永とCHANGOの先発で試合が始まると、まずは腕の取り合いに。CHANGOはカニ挟みを狙うが、松永は倒れない。ヘッドロックでグラウンドにねじ伏せた松永だが、CHANGOはヘッドシザースで脱出するとイサミにタッチ。松永ものはしにタッチする。
ロックアップからロープに押し込んだのはしだが、体勢を入れ替えたイサミは離れ際にガットショット。しかしのはしもロープにイサミは飛ばすと、リープフロッグと側転でかわしてからカウンターのドロップキック。

続いて松永がチョップを叩き込むが、イサミもエルボーで応戦。エルボー合戦からイサミがボディがお留守だぜを叩き込むとCHANGOにタッチ。踏みつけてから低空ドロップキックを叩き込んだCHANGOは、イサミとのダブルのカウンターエルボー。そこからイサミがチンロックに捉え、さらにニーオンザベリーのキャメルクラッチにスイッチ。
どうにかロープに逃れた松永だが、CHANGOがサミングからセントーン。続いてイサミは串刺し攻撃を狙ったが、かわした松永はバックドロップで投げていき、のはしにタッチ。エルボーの連打をイサミとCHANGOに叩き込んだのはし、ジャンピングエルボーからトップロープを掴んで大きく揺さぶって気合いを入れる。

だが、イサミがドロップキックを返すと、CHANGOがブレーンバスターを狙ったのはしの指に噛みついてから延髄斬り。しかしのはしも返す刀でドロップキックを叩き込んで松永にタッチ。串刺し攻撃を狙った松永のカカト落としを見舞ったCHANGOだが、松永はカウンターのラリアットからスモーピオンデスロックの体勢に。
しかしイサミが入ってきて勇脚(=トラースキック)。さらにハイキックを叩き込むと、CHANGOが高角度レッグドロップ。カウント2でのはしがカットすると、CHANGOはミサイルキックを発射したが、かわした松永はジャンピング・パイルドライバーで叩き付ける。

さらに松永はスモーラリアットを叩き込むと、もう一度スモーピオンデスロックの体勢に。するとのはしが「そのまま、そのまま!」と叫びながらコーナーに登り、CHANGOにダイビング・ヘッドバットを投下。そこから松永がステップオーバーすると、CHANGOはたまらずギブアップ。

第2試合

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第2試合①
丸山に続いてディーノが超満員の客席を徘徊しながら入場。悲鳴があちこちから響く中、拳王が入場。隙あらばセコンドのK-DOJO・最上九に襲いかかろうとするディーノだが、試合が始まるとターゲットを拳王にスイッチ。敏感に察知して距離を取った拳王だが、ディーノは軽快な動きから三つ巴の力比べを試みる。
しかしディーノの手が股間に伸びてくると、丸山が「ちょっとホモが過ぎるな」と抗議。ホモが過ぎるので、まず拳王と協力してディーノを潰そうと提案。拳王がディーノを羽交い締めにして、そこに丸山がラリアットを狙ったが、案の定ディーノがかわして丸山に誤爆。

すかさず丸山を場外に放り投げたディーノは拳王に密着すると男色ナイトメアー。ここで丸山が戻ってきてアッパーカットを叩き込むが、ディーノは拳王に顔面騎乗。丸山は「これは拳王の分!」と叫びながらディーンのを殴っていくが、ロープに飛んだ丸山を場外に出てきた拳王が足をすくって倒し、そのまま場外に引きずり出して蹴り飛ばす。
自分を救ってくれたと勘違いしたディーノは完全に恋に落ちてしまった様子。拳王が構わずコーナーに登っていくと、ディーノが傍に寄っていき「拳王ちゃん、ちょっと話があるの。降りて」とお願い。仕方なく拳王がコーナーから降りると、ディーノは「アタシ、試合中にこんなに優しくされたの初めて。……(自分に)ガンバレ! アタシ、拳王ちゃんが好きです、付き合ってください!」と愛の告白。

まさかの長考した拳王だが、返事はソバット。すると丸山が「ちょっと待てよ! 一生懸命、自分の気持ち伝えたのに、せめてノーって言え! なんでソバットやねん!」と拳王に猛抗議。「人の気持ちを台無しにして! こうなったら力づくでいこう!」とディーノに言って拳王にトレイン攻撃。
しかしディーノは丸山の背後からスクールボーイ。丸山は「そっちがそのつもりなら、こっちはこういうつもりや」と言って拳王に共闘を申し込むが、あっさりその手を払いのけられる。するとディーノは丸山のバックを取って「拳王ちゃん、俺ごと掘れ!」と指示。

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第2試合②
だが、拳王はディーノのケツを蹴り飛ばすと、丸山には背後からダブルニーアタックを叩き込む。「遊びは終わりだ!」と丸山のバックを取った拳王にディーノはリップロック。するとディーノは「バカにしやがって! こうなったらアタシは過去の男を尻に埋めるわ!」と言って尻を出してコーナーに登る。
丸山が拳王を押し付けようとするが、拳王も必死に抵抗。結局、丸山をディーノのケツに叩き付けた拳王に対し、ディーノは「よくもアタシの友達を!」と殴りかかり、リップロックを狙うが、どうにか抑え付けた拳王は延髄斬り。ディーノはそのままダウンしていた丸山の上に乗っかるようにダウン。

拳王は2人まとめて踏みつけフォールし、3カウントが入る。しかし松井レフェリーが腕をあげたのは拳王ではなくディーノ。丸山の上に乗ったディーノがフォール勝ちという裁定に、拳王は納得がいかない様子だが、起き上がったディーノが襲いかかると慌てて逃げていった。

第3試合

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第3試合
大鷲から握手を求めると、慎重に応じたヤス。試合が始まると、まずはロックアップ。ロープに押し込んだ大鷲がクリーンブレイクすると、腕の取り合いからガブっていったヤスだが、大鷲は払いのける。さらにヘッドロックでグラウンドにねじ伏せた大鷲だが、ヤスがヘッドシザースで脱出すると、大鷲は握手を求める。
応じたヤスがガットショットからショルダータックル。受け止めた大鷲が「効かねぇよ」と挑発すると、ヤスは何度もショルダータックルでぶつかっていくが、倒れない大鷲。大鷲からショルダータックルでぶつかろうとすると、ヤスはカウンターエルボーで止めておいて、逆にショルダータックルでなぎ倒す。

さらに耳元で絶叫したヤスは逆水平チョップ。だが、余裕の表情で受け止めた大鷲は、逆に逆水平チョップ一発でなぎ倒す。「違うんですよ!」と釈明しながらコーナーに下がるヤスを踏みつけていった大鷲は、サッカーボールキックを叩き込む。
倒れたヤスの腹の上、さらに顔面にも両足で乗っかっていった大鷲は、逆水平チョップを打ってくるヤスをまたも逆水平チョップ一発でダウンさせてからスリーパー。そこからWARスペシャルにスイッチ。どうにかロープに逃れたヤス。ここで5分が経過。

大鷲はブレーンバスターを狙うが、必死に踏ん張ったヤスは足を踏んづけてから逆にブレーンバスターで投げていく。さらにドロップキックで大鷲を吹っ飛ばしたヤスは、自らバンダナをマットに叩き付けるとミサイルキックを発射。バックを取ったヤスは強引にジャーマンを狙ったが、大鷲の重さで潰れてしまう。
結果的に大鷲のヒップトスが下っ腹に当たった格好となり、ヤスはダウン。カウント8でどうにか立ち上がったヤスは逆水平チョップを打っていくが、大鷲の逆水平チョップでダウン。それでも立ち上がって逆水平チョップを打っていったヤスは、自らTシャツを脱ぎ捨てて逆水平チョップ合戦を挑んでいく。

「イテーよ、オラー!」と絶叫しながらも、大鷲の逆水平チョップを食らっても倒れずに踏ん張ったヤスは、激しいチョップ合戦を展開。コーナーに下がったヤスに逆水平チョップを連打してようやく倒した大鷲。10分が経過し、なおも引き起こして逆水平チョップを叩き込んでいった大鷲は勢いをつけて逆水平チョップを叩き込む。
前のめりに倒れたヤスにパワーボムを狙った大鷲だが、踏ん張ったヤスはリバースで切り返す。胸を真っ赤に腫らしたヤスは逆水平チョップを連打。そしてコーナーまで下がった大鷲をコーナーに乗せるが、大鷲はヤスを突き飛ばす。するとヤスは下からロケットパンチを発射。

そこからコーナーに登ったヤスは雪崩式フランケンで投げると、低空ドロップキックから四つん這いの大鷲に低空延髄斬り。しかし大鷲は走り込んできたヤスにビッグブーツを叩き込むと、逆水平チョップでなぎ倒してからジャンピング・ボディプレス。カウント2で返したヤスだが、大鷲はのど輪落としで豪快に叩き付けると、ダメ押しのダブルチョップを振り下ろして3カウント。
試合後、リング上で正座しながら向き合った両者は一礼。そして笑顔で握手をして健闘を称え合った。

第4試合

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第4試合①
バラモン兄弟が水を撒き散らしながら入場すると、観客は悲鳴をあげながら逃げまどう。ケイは豪快にバケツの水を客席にぶちまけ、高木組と凶月が詰め寄ってくると、なおも口に含んだ水を吹きかけるバラモン兄弟。そんな大混乱の中、最後に旭が一人で入場すると、バラモン兄弟が「俺たちと組むんだったら俺たちと一緒に入ってこいよ! 髪もこうしろよ! ノーギミックで十分だ。そういう約束で組んだんだろ!」と猛抗議。

そこに高木組と凶月が襲いかかると、場外乱闘で試合開始。高梨がケイを殴る度、口の中の水を観客に向かって吐き出し、高木とシュウは水の入ったバケツを奪い合いながら、中の水を客席にぶちまける。さらにバラモン兄弟は観客から奪ったコートをタンクの股間の下に入れると、ドリフターズの銭湯コントのごとく前後から引っ張っていく。
さらにケイが雄馬を羽交い締めにすると、シュウが道路標識で殴打。誤爆せずに当たると、高梨を捕まえた兄弟は旭を呼び込む。旭が高梨を羽交い締めにすると、兄弟はバケツに入った水をかけるが、高梨が避けたため旭に誤爆。

びしょ濡れになった旭が髪をかき上げると兄弟並みに広い額が露わとなり、兄弟は「俺たちに新しい兄弟が出来たぞ!」と大喜び。すると兄弟が高木組の3人をコーナーに押し込んで固定。そこにスーツケースを押し付けると、旭がボーリングの球を投げてストライク! 襲いかかってきた真霜に旭が口に含んで水を噴射。さらにバラモン兄弟が真霜をコーナーに固定すると、またも旭がボーリングでストライク。
ここで宮武が「クスリ、キメるぞ!」とプロテインシャーカーに変な色の液体を飲もうとすうが、奪い取った雄馬が飲んでしまう。のたうち回る雄馬を高木と宮武が攻撃しようとしたが、覚醒した雄馬はダブルラリアットで吹っ飛ばす。

さらにダブルブレーンバスターを狙った高梨と宮武を逆に一人で投げた雄馬は、バラモン兄弟を両手で捕まえてチョークスラムでまとめて叩き付ける。すると高木が「宮武! 人工物に負けるんじゃねぇよ! 生のプロテインだ!」と言って大量の生玉子をシャーカーに入れていく。
「高木さん、これはロッキーですかー!」と絶叫した宮武は一気に飲み干して覚醒。超人と化した雄馬とラリアットの相打ちを繰り返した宮武は、生の力でラリアットを雄馬に叩き込むと、さらにダブルラリアットでバラモン兄弟も吹っ飛ばす。

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第4試合②
しかし喜ぶ高木と高梨もダブルラリアットで吹っ飛ばした宮武は、タンクにジャンピング・バックエルボーを叩き込むと、タイツを脱いでTバック姿でコーナーに登ってダイビング・ボディプレスを投下。タンクがかわして自爆すると、生プロテインをバケツの中に吐いてしまう。
すかさず真霜が宮武をマットに叩き付けると、タンクがダイビング・セントーンを投下して3カウント。勝った凶月だが、雄馬も超人エキスのせいで全身を掻きむしりながら引き上げていった。超人エキスを吐き出してしまい、ボロボロになった宮武もバラモン兄弟に「覚えてやがれ!」と捨て台詞を吐き、Tバック姿のまま会場の外に出ていってしまった!

第5試合

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第5試合①
アントンは福田をセコンドに従えて登場。久保のセコンドにはヤスがつく。睨み付けながらも久保から握手を求めるとアントンも応じたため両手で握り返した久保。試合が始まると、まずはバックを取ったアントンだが、久保もガブっていく。すぐに逃れたアントンは、ロックアップにいくと見せかけてカニ挟み。
ハンマーロックに捉えたアントンだが、久保も足をすくって倒す。だが、アントンはまたしてもハンマーロックでねじ伏せる。ロープに押し込んでいった久保が離れようとしたところを、またもカニ挟みで倒したアントン。

ガブっていったアントンだが、久保はやや強引に腕を掴んでリストロックで切り返す。しかしアントンはすぐに足を取りリバースデスロックへ。ロープに逃れた久保は手四つの力比べにいこうとするが、手四つの状態かた捻り上げたアントンは腕を決めていく。
投げて逃れようとした久保だが、アントンは離さない。久保の左腕を痛めつけて動きを止めたアントンは、顔面を踏んづけてから、久保の顔面をシューズのヒモに擦りつける。完全に動きが止まった久保にフィストドロップを落としたアントンは、下から殴ろうとする久保の髪の毛を掴む。

怒った久保もアントンの髪の毛を掴んで、精神的にもダメージを与えていくが、アントンはニーリフトで久保の顔面を蹴り上げると、「あー、カッケー俺」と自画自賛。そこから久保をコーナーに叩き付けていったアントンだが、久保もボディブローで反撃すると、アストロシザースで投げていく。
セカンドロープにもたれ掛かるアントンに、背後からランニングニーを叩き込んだ久保は、エプロンに出て、アントンの髪の毛を引き抜いてから奈落式DDTでセコンドロープに叩き付ける。

さらにエプロンから奈落式スイング・ネックブリーカーを決めた久保は、場外に転落したアントンをエプロンに叩き付けていく。アントンをリングに戻した久保は「イテーか、アントン」と挑発。「うるせー」と叫んだアントンの後頭部にニードロップを落とした久保は、アームバーからショルダーネックブリーカー。
ナックルパートを叩き込んでいった久保は、ロープに押し付けながら肘グリ。さらにDDTで叩き付けていくがカウントは2。フェースロックに捉えた久保はそのまま下から首を捻りあげる。

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第5試合②
だが、ボディブローで脱出したアントンは、ロープに飛ばした久保にテーズプレスを浴びせると、馬乗りナックルからエルボードロップを落とす。アントンは気合いの咆哮から南部式ナックルを叩き込むと、バイオニックエルボーを狙ったが久保はカウンターの延髄斬り。アントンもスコーピオンデスドロップを狙うが、サムソンクラッチで切り返した久保はゴロースープレックスを狙う。
踏ん張ったアントンは南部式ナックルからバイオニックエルボーを狙ったが、またもかわした久保はバックブローからゴロースープレックスで投げていく。カウント2で返したアントンはアッパーカット。

久保もアッパーカットを返していくが、アントンが連打で追い込む。久保もバックブローを連打していくが、その腕をキャッチしたアントンはスコーピオンデスドロップで叩き付けると、コスチュームのショルダーを外してから南部式ナックル。そして渾身のバイオニックエルボーを叩き込んだがカウントは2。アントンはコーナーに登ると、気合いの雄叫びをあげてからダイビング・フィストドロップを投下して3カウント。
両者しばらく大の字に倒れままだったが、先に立ち上がったアントンは勝ち名乗りを受けるとそのまま引き上げていく。ようやく起き上がった久保は引き上げていくアントンの背中に向かって正座して一礼。

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_イサミからの誘いを受けて久保がBASARA入り
そこにイサミが入ってきて「久保君、やっぱり僕はキミのプロレスが好きだわ。真っ直ぐに言います。僕とプロレスしませんか? 僕達とプロレスしませんか? プロレスリングBASARAに来ませんか?」と、久保を自ら立ち上げた新団体プロレスリングBASARAに誘う。それを聞いた久保は「余計なことは言いませんよ」と言ってからイサミとガッチリ握手。これで久保もBASARAの一員となった。

第6試合

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_10年前のデビュー戦と同一カード佐々木大輔vs佐藤悠己
まずはプロレスラー養成所「SUPER CREW」の創設者にして、今大会を主催した3人の師匠であるディック東郷さんが、スペシャルレフェリーとしてレフェリーウェア姿で登場。続いて同じ凶月のタンク、真霜、雄馬を従え、佐藤が普段TAKAみちのくが使用している「KAIENTAI DOJO」と背中に入ったブルーのロングガウンを羽織って登場。
対する王者・佐々木はMAX LUCHA LIBREのTシャツを着て、腰にベルトを巻き、同じゴールデン☆ストームライダーズの宮武を従えて入場。東郷レフェリーとベルトを中心に、メキシコ流の記念撮影。

咥えていたペロペロキャンディーを、相手コーナー下にした宮武に向かって投げつけた佐藤だが、佐々木から握手を求めると、しっかり応じてから試合開始。両者、自分への声援を確認してからまずはロックアップ。リストロックに捉えた佐藤だが、足をすくって倒した佐々木は下から蹴り上げる。
カニ挟みから倒した佐々木だが、佐藤もカニ挟みで倒し返すと、腕を決めていく。足をすくってレッグロックに捉えた佐々木はヘッドロックにスイッチ。ヘッドシザースで脱出した佐藤だが、佐々木はまたもヘッドロック。ロープに振った佐藤をショルダータックルでなぎ倒した佐々木。

お互いにロープに飛ぶ相手をかわしていくと、佐藤はコルバタで投げるが、着地した佐々木はドロップキック。相打ちにしてみせた佐藤は握手を求める。佐々木が応じるとガットショットを見舞った佐藤は、佐々木を場外に放り投げて「場外に行くぞ!」と叫んで場外に降りるとが、佐々木はリングに戻る。
これを数回繰り返すと、佐藤は駄々っ子のように地団駄を踏む。そこに佐々木が宮武を放り込むと、佐藤は宮武にストンピング。佐々木は背後から忍び寄り、佐藤のヒザ裏に低空ドロップキック。

これに怒った佐藤はフットスタンプを落とすとカウンターエルボーから「ほら、どうした!」と挑発するが、佐々木はボディブロー。佐藤は走り込んできた佐々木をカニ挟みで倒してコーナーに激突させると、雄馬が佐々木の足を引っ張って鉄柱を使って急所攻撃。さらに凶月は客席にいたご婦人を連れてきて佐々木を攻撃させる。
東郷レフェリーが止めに入ると、佐藤は「俺の母ちゃんだよ!」と告白。場内がどよめく中、なおも佐々木をロープに押し付けていった佐藤は下から首を捻りあげると、ニーリフトを叩き込んでからシットダウン・コブラツイスト。ロープに辛くも足が届いた佐々木だが、かなりダメージが大きい様子。

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第6試合①
「どうしたの、佐々木?」と小バカにしたように挑発する佐藤に、佐々木は怒りのナックルからバックドロップ。佐々木はコーナーからダイビング・ラリアットを発射すると、ショルダースルーで佐藤を高々と投げ捨てる。さらに肩口に担ぎ上げるが、佐藤は背後に脱出。だが、佐々木は素早くクロスフェースで捕獲。佐藤がロープに逃れたところで10分経過。
バックドロップを狙った佐々木だが、エルボーで逃れた佐藤。そこからエルボー合戦になると、佐々木はナックルパート。佐藤は佐々木を投げて低空ドロップを狙ったが、かわした佐々木はケブラドーラ・コンヒーロ。

これで佐藤が場外にエスケープすると、佐々木はトペを狙ってダッシュ。しかし素早くリングに戻った佐藤はカウンターのドロップキックで、逆に佐々木を場外に出すと、トペ・コンヒーロを発射。佐々木をリングに戻した佐藤はミサイルキックを発射。さらに違うコーナーからもう一発ミサイルキックを叩き込んだ佐々木は、背後から3発目のミサイルキック。
バックを取った佐藤だが、バックを取り返した佐々木は高速ドラゴンスープレックスで投げ捨てる。佐藤も高速ジャーマンで投げ捨て返すと低空ドロップキック。ダブルダウンとなるが、どうにか立ち上がった両者。佐藤のエルボーに佐々木はナックルパートで応戦。

佐藤はエルボーの連打から走り込むが、トップロープの上に乗せて逆さ吊りにした佐々木は顔面に低空ドロップキック。さらにダイビング・エルボードロップを投下したが、これは佐藤がかわして爆。佐藤は東郷レフェリーを盾にして佐々木の突進を止めると、ミラクル・ロッドを取り出すが、振り返った東郷レフェリーに見つかってしまう。
「ごめんなさ〜い」と謝りながら東郷レフェリーを突き飛ばし、佐々木に殴りかかった佐藤だが、佐々木はクロスフェースに捉える。どうにかロープに逃れた佐藤はエプロンに出る。佐々木はドロップキックで城外に蹴落とすと、矢のようなトペ・スイシーダを発射。

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_第6試合②
そしてナックルを叩き込んでイスに佐藤を座らせた佐々木は、コーナーから狙いを定めると、スーサイド式ダイビング背面エルボーアタック。佐藤をリングに戻した佐々木は、ほぼ真下にダイビング・エルボードロップを投下。そして肩口まで担ぎ上げるが、佐藤がバタつかせた足が東郷レフェリーに当たって倒れてしまう。その間にキラキラ・パウダーを投げつけた佐藤は佐々木を丸め込むがカウントは2。
さらにレッグクラッチ・スープレックスで投げてからファイアーバードスプラッシュを投下するが、かわした佐々木は佐々木式ウラカン・ラナ(=両足で相手の頭を挟むように飛び付き、捻りを加えながら丸め込むウラカン)。これを回転エビ固めで切り返した佐藤だがカウントは2。佐々木はカウンターのドロップキックからNOW OR NEVER(=カナディアンバックブリーカーの体勢からのリバースDDT)。

これもカウント2で返した佐藤だが、佐々木はダメ押しのベトナムドライバーII(=カナディアンバックブリーカーからのシットダウン式フェースバスター)で叩き付けて3カウント。20分を超す熱戦を制して王座防衛に成功した。
👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_東郷さんは愛弟子たちの試合を満点と評価
師匠の東郷さんからベルトを受け取り、勝ち名乗りを受けた佐々木は、片膝立ちで佐藤に握手を求める。佐藤も素直にこれに応じて佐々木の腕を掲げると、東郷さんは愛弟子2人の腕を掲げた。

エンディング

👁 2015-11-18スーパークルー3億1536万秒の恋_エンディング
マイクを持った佐々木は「あぁ疲れた……勝ちましたぁ。10年前の2005年10月22日、ここ新木場1stRINGでSUPER CREW旗揚げの大会で、第1試合でこいつ、佐藤悠己とシングルマッチをして私はデビューしました。それから自分がメキシコ行ったり、佐藤がどっか行ったりしながら5年目…5年目のときもシングルマッチをして、それ以外も何回かやっているんですけど、まさかこの10年目の記念すべき試合がこいつとだとは10年前は思わなかったです。ちょっと昔話を、ちょっとだけ聞いてください」と言うと、「SUPER CREWに入門して初めて寮で会ったのがこいつで、小っちゃい丸い顔したのがいるなと思って、絶対こいつにだけは勝てると思って、それで頑張れました。フフフ(苦笑)……いまじゃこいつヒールやってますけど、元からヒールの才能があって、自分と寮で同じ部屋だった木村っていう同期の奴が『あいつはほんま性格悪いなぁ』って週3くらいで言ってて。いまのこの姿はなるべくしてなった本来の姿なのかなと(苦笑)」と語った。
すると佐藤が「おい、当たり前だろ! この最強最悪ないまのキャラこそが俺の素だよ。お前、初めて会ってのが俺で余裕で勝てるとか言ってよな。こいつだってその初めての正月、新宿に全身トゲトゲのスーツを着て現れて、こんな頭狂ったヤツに負けるわけねぇなって思ったんだけど、まぁ……」と言い返すと、佐々木は苦笑いしながら「まあ10年経って、こうやってまだやれているから、まあいいんじゃない」と、その場を丸く収めて笑い飛ばした。

そして久保を呼び込んだ佐々木は「こいつも歳は1個下なんだけど、僕らの同期で…」と言ったところで笑い出す。すると久保が「見た目老けてますからね」と寂しそうにつぶやいてから「僕も10年経って、またこうやって2人と同じリングに立って。で、東郷さんもいて、本当に幸せです。昨日もプロレスが楽しくて、今日もプロレスが楽しくて、で、これから僕はもっともっとプロレスを楽しんで、長く長く楽しんで、また3人で……もっと増えてるかな? でも3人は同期ですもんね」と語る。
それを聞いた佐々木が「減ってるかもしれないな」と言うと、場内は「えー!」。苦笑いした佐々木は「いまのはなしですよ。久保はいいこと言うなぁ」と誤魔化してから「ちょっと佐藤さんに……あ、佐藤さんじゃない、東郷さんにひと言いただきましょう」と言って、マイクを東郷さんに渡す。

東郷さんは「まあ立ち話も何だから座れや」と、3人を座らせてから「10年の歳月っていうのはすごいな、こうまで人は変わるもんだな。いまこうやって偉そうなこと言ってるけどさ、10年前はみんな子供だったんだ。もう小学生と変わらないよ。髪も短くて。佐藤なんて小っちゃいからそのまま小学生。でもやっぱり、10年でみんな海外経験して一人前のレスラーになって。最高のものを今日は一番前で見られた。レフェリーやってよかったよ。満点だ、満点! まあ今日は本当、最後どっちが勝つか分からなかったけど、勝負つけたくなかった。今日は佐々木が勝ったけど次は分からないからな。15年目、20年目…頑張ってな」と声をかけ、場内も拍手に包まれた。
最後に出場選手が全員リングに集合すると、佐々木が「10年続けていたら、こんなに素敵なプロレスを一緒にやってくれる仲間たちが、こんな僕らなんかの大会に集まってくれました。皆さん、ありがとうございます。いま10年目ですけど、次15年目、16年目……ヘヘヘ(苦笑)。18年目……20年目! 10年後もこうやってみんなで揃って、またプロレス出来たらいいなと思います。今日は本当に雨の中、ありがとうございました!」と締めると、福田が『サライ』を歌う中、全員で記念撮影をして大会を締めくくった。

<試合後コメント>
佐々木大輔、佐藤悠己、久保佑允、ディック東郷さん
——10周年記念大会、超満員でした。
佐々木「超満員になりましたね。いやまず、お客さんがこんなに来てくれると思わなくて、ほんとに、開催できればいいかなぐらいの気持ちでやってたんですけど、結果的に皆、雨の中すごい沢山来てくれて感謝ですね」
——その相手、節目節目に闘っている相手となる佐藤選手と闘い、辛くも王座防衛しましたが。
佐々木「はい、なんかやっぱ、デビュー戦から節目節目じゃないですけどね、こいつとやってて。今回、本当にレフェリーで東郷さんが来てくれるっていう、それがやっぱ一番嬉しいし、ビックリしましたね」
——東郷さんは先程「満点」とおっしゃってましたが、目の前で愛弟子の二人の試合を見て改めていかがでしたか?
東郷「ほんとに、最初のレスリングから最後の勝負決まるまで、やっぱりこの10年間が…10年間という長い年月がすごく証明されたような試合でした。お客さんも入ったっていうのも、この10年間の結果だと思うんですよ。だからやっぱり、これからも良いライバル関係でお互いに高めあって、やっぱりあの、プロレスに対して高い意識持ってると止まるって事がないから、いくつになっても。まだまだ彼ら若いし、15年、20年とやっていけると思うから、まあ、次は15年、もうちょっと大きい所でやろう」
佐々木「はい(苦笑)」
東郷「そして俺また、生きてたら(笑)。生きてたらまた来るから」
佐々木「あはははは(笑)」
東郷「俺もいま風来坊だからさ」
佐々木「どこにいるかわからないですよね」
東郷「戦場にいるかもしれないし、わかんないからさ」
佐々木「今回もたまたま、僕らがベトナムに行けた時に、佐藤(東郷)さんと話して、ちょうどビザが切れて日本にいるからって」
東郷「逆に俺がなんかやるっていうとベトナムまで来てくれるし、やっぱそういう関係はこれからも続けていきたいと思ってるし、良い大会だったんじゃないですか」
佐々木「ありがとうございます」
——佐藤選手は師匠がレフェリーをやっている中で、それでも悪いことやってましたけど。
佐藤「いや、もうすごいやりづらかったですよね。試合後、怒られるんじゃないかとか。まあ、そうっすね。いつもはユニットの仲間の力借りてやってるから、まあ、久しぶりに真面目に試合しましたけど」
佐々木「真面目な試合?(苦笑)」
佐藤「まあでも、またその10年目も、佐々木といい試合できて、ほんとに気持ちよかったですね。まあ、頭打ってて何言ってるかわからないけど、そんな感じです」
佐々木「俺、一個気づいたんすよ。佐藤(東郷)さんて、世界一のヒールだったじゃないですか? だからやっぱ、(佐藤悠己は)ヒールになるんじゃないですか?(笑)」
佐藤「ははは、名前も一緒だし(笑)」
東郷「気にすることないよ、やっぱトコトン悪いことしないと。もっと悪いことしないと」
佐々木「近くで見てたな〜っていう」
東郷「ブーイングもらわないと。やっぱり」
佐々木「さすが」
——久保選手は今日はアントーニオ本多選手と試合で、試合後には新天地であるBASARAへの事実上の入団表明もありましたが、改めて10年後のけじめを付けていかがですか。
久保「こっからまたスタートかなって気がしてます。ユニオンが終わって、自分自身どうしようかなって悩んでたとこなんですけど、まあこれから、よりプロレスに比重を置いて」
東郷「久保はよく悩んでるよな〜」
佐々木&佐藤「あははは(笑)」
佐藤「最後もネガティブだったしね、マイク」
佐々木「メキシコで悩んで…」
東郷「真面目だからな〜(苦笑)」
久保「まあでもこれからもっともっとプロレスを楽しんでやっていきます」

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