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HEAT-UP 4.25王子大会 パワフルタッグトーナメント決勝戦/キャリーオーバー10vs.無宿

パワフルタッグトーナメント決勝戦
日時:2015年4月25日(土)
開場:18:00 開始:19:00
会場:東京・王子BASEMENT MON☆STAR
観衆:89人

▼第1試合 唸れ!HEAT-UP魂!! シングルマッチ15分1本勝負
○兼平大介
7分38秒 腕ひしぎ十字固め
●近藤"ド根性"洋史

▼第2試合 Road to 新百合ケ丘 ロイヤルランブル〜タムラマニア2015〜 8選手参加ロイヤルランブル形式バトルロイヤル20分
○星誕期(DDT)
15分23秒 ハイアングル・チョークスラム→体固め
●暗殺宇宙人ザックル星人
※星誕期が5月16日新百合ケ丘大会の出場権を獲得。

【入場順】
①たけむら光一(王子空手軍)
②ウルトラマンロビン(花鳥風月名古屋SGP)
③趙雲子龍(新北京プロレス)
④宇宙銀河戦士ソフィア(SGP)
⑤スーパー・ベトナム・マシン(ベトナム)
⑥星誕期
⑦弥武藤敬司(弥武芳郎)
⑧暗殺宇宙人ザックル星人

【退場順】
①趙雲(6分12秒 OTR)たけむら
②星誕期(9分52秒 ボディープレス→体固め)弥武藤
③ザックル(12分40秒 腕ひしぎ十字固め)ロビン
④ザックル(13分08秒 宇宙ジャンピングボム→エビ固め)ソフィア
⑤ザックル(13分41秒 宇宙ジャンピングボム→体固め)趙雲&ベトナム

▼第3試合 さくらえみ復帰戦!? タッグマッチ30分1本勝負
さくらえみ♪(我闘雲舞)/○渡辺宏志(夢名塾)
10分37秒 ブラックボックス攻撃誤爆→横入り式エビ固め
●PSYCHO(無宿)/無宿の「青虎」(無宿)

▼第4試合 特別試合〜BJバトル〜 シングルマッチ45分1本勝負
○原学
12分33秒 恭極
●山田太郎(666)

▼第5試合 パワフルタッグトーナメント決勝戦 タッグマッチ時間無制限1本勝負
○田村和宏/アミーゴ鈴木
24分38秒 バズソーキック三連発→片エビ固め
新井健一郎(無宿/DRAGON GATE)/●那須晃太郎(無宿)
※キャリーオーバー10が優勝、賞金10万円を手にする。

パワフルタッグトーナメントは田村&アミーゴのキャリーオーバー10が優勝!
青虎マスクを被った「ことり」が大暴走!新百合大会に誕期が出場決定!

オープニング

👁 2015-4-25HeatUp王子_オープニング
まず最初にてっしー手島レフェリーと弥武芳郎リングアナによるインフォメーションコーナーから始まった約2ヶ月ぶりの本拠地王子大会。
当日の見所から今後の予定を軽快なやり取りで話す両者。都合により二人の距離は少々離れていたが、息ピッタリのコンビである。
インフォメーションの締めは「てっしーのいつもの言葉で…」と弥武が言う。しかし、先週の西調布で封印したはずの一発芸をてっしーが披露する羽目に。

※誠に申し訳ありませんが、手島昭一の名誉のため一発芸の内容については割愛させて頂きます。

続いて選手入場式。ロイヤルランブル出場メンバーと無宿を除いた選手がリング上に集結、田村和宏が代表挨拶を行おうとしたその時であった。
叫び声と共に狂乱した青虎を止めようとして無宿メンバーがリングサイドに現れる。場内が騒然とする中、青虎がリング上に!向かい合う青虎と他のメンバー。必死で止めるPSYCHOと那須…
暴れ狂う青虎を止めたのは何とさくらえみ!青虎マスクを引き剥がすときょとんとした表情の渡辺宏志がそこに。
「ちょっと!宏志さん何やってるんですか!!いい大人がバカじゃないの?」
この日HEAT-UPマットで復帰戦を行うさくら、青虎ワールドとは初遭遇だが怖いもの知らずなこの行動が混乱を防いだのは間違いない。しかし…
「だいたい何なんですかこのマスク?(青虎マスクに目をやり)いやいや、けっこういいデザインですね!あのね、宏志さんなんかにこのマスク勿体無いですよ!これだったらね、アタシが被った方がね…」
と青虎マスクに興味津々なさくら、おもむろに被ろうとするが必死で止める周囲のレスラー面々。
「ちがうちがうちがう、ウチの可愛いこっちゃん(=「ことり」)が被った方が似合うよねぇ〜♪」
あろう事か、当日のパートナーである「ことり」に青虎マスクを被せてしまうさくら!リング内も観客も騒然とする。
「あ、かわいい〜♪これウチのこっちゃんに下さいよ!よかったね〜♪」
さくらと向き合う「ことり」。だが恐るべしは青虎マスクに仕込まれた中国針!さくらに一撃を加えたこと…いや、青虎はリング内の敵味方見境なく暴れまくる!!!「止めろ!止めろ!!」と場内からも慌てた声が。
「オイ、てめぇ「ことり」だろテメェこの野郎!俺の事忘れたとは言わせねぇぞ。あぁ?」
青虎の前に立ちはだかったのは、無宿の首領新井健一郎。昨年9月の新宿FACE大会の因縁が再び勃発するか…と思わせたが、アラケンの顔をじっと見つめた青虎は右手を差し出し膝まづいた!
ガッチリ握手を交わすアラケンと青虎。してやったりの表情をしたアラケン。
「このマスクはそういうマスクだ!」
青虎マスクを被り、身も心も無宿の一員となった「ことり」。「でも…こっちゃん…」止めようとするさくら、まだ荒縄で簀巻き状態にされている渡辺宏志。
「オイ!オイ!てめぇよくも「ことり」を…もうこうなったらしょうがない!宏志さん!カード変更だこれ!!
宏志さんとさくらさんが組んで、あいつら二人(=PSYCHO&青虎)!で、「ことり」を取り戻してくれ!!」
と田村和宏がカード変更を決定。しかし、何が何だかわからない渡辺宏志。
「いや、あの…何だかよくわからないけど…わかった!」
そこへコーナーで仁王立ちしていた青虎が再び襲いかかる!何故か青虎の標的になったのは田村であった。
「まあまあまあ」と青虎と化した「ことり」をなだめるようにアラケンと無宿はリングを去る。去り際で青虎の叫び声が会場にこだまする。ようやく外される渡辺の荒縄。
「さくらさん…あのマスクはね、恐ろしいマスクなんですよ!被っちゃうとね、誰でもヒールになっちゃうんですよ!」
田村の言葉に「知らないよ〜…」と呆然とするさくら。
「もう、しょうがないよ。今日はさくらさんと宏志さんで、あの「ことり」を取り戻して下さい!お願いします!」
懇願する田村、一方つい先程まで青虎マスクを被っていた渡辺は…
「…ずっとあんなんだったの?ずっとあんなだったの?…(「ごめん」とポーズをする渡辺)」
「よし…とりあえずまああの〜色々あったけど、今日の!メインイベントは!パワフルタッグトーナメント決勝戦!俺とアミーゴで絶対優勝して、ここ王子をヒートアップさせます!今日も熱い応援宜しくお願いします!!!」
何が起こるかわからないのが四角いジャングル。田村和宏の締めで何とかオープニングは事なきを得たが…

第1試合

👁 2015-4-25HeatUp王子_第1試合
HEAT-UP生え抜きの両者がリング上で初めて対戦した。
「近藤さんは、HEAT-UPに入って先輩として凄く尊敬できる、近藤さんがいてくれて良かったと思える人物です。
ただ、デビューしてプロになったらライバルだと思っています。
もし今後戦う事になれば、全く遠慮しないで勝ちたいです。」
デビュー前の兼平の言葉を思い出す。入場式の際も称え合うのではなく、一人の対戦相手としての態度をとっていた両者。試合前の握手も行わない。王子のリングで両者の対戦が実現するのは喜ばしく歓迎ムードになるはずだったが、一転ピリピリとした緊張感が伝わってくる。
試合開始。ロックアップから兼平を突き飛ばした近藤、逆水平。兼平もエルボーでお返し。近藤がヘッドロックからグラウンドへ。ロープワークからのショルダータックルで兼平が近藤を倒してストンピング。
兼平のアームホイップを切り返して逆に投げ飛ばした近藤、先制のドロップキック。ボディースラムを連発し、珍しいランニング・ボディープレス。カウント2で返されると逆片エビ固め。ロープに逃げられた近藤、兼平が立ち上がった所に逆水平。
近藤がロープに飛んでクローズラインを狙うが、ダッキングでかわした兼平がランニング・エルボーパッドで反撃。立ち上がった近藤をジョン・ウーで吹っ飛ばす。コーナーに追い詰めてエルボー連打から側転エルボー、フェースクラッシャーに繋ぐ。
倒した近藤にリバースチキンウイング。ロープに逃げられるとエルボー連打からロープに飛ぶ兼平。逆に近藤がド根性ホームランで迎撃、雄叫びを上げる近藤。カウント2で返されるとブレーンバスター、これもカウント2。
ド根性デスロックに入る近藤だが、兼平が足をすくって未遂に終わらせる。スタンドで逆水平とエルボーの打ち合いから近藤が両足タックル。担ぎ上げて前方に兼平を叩きつけると、今度こそド根性デスロックへ。腰も十分に落ちていたが、兼平は身体を反転させて体勢を崩す。
先に立ち上がる兼平、近藤に得意のランニング・ニー。チキンウイングアームロックから腕十字へ。近藤は必死に足をばたつかせてロープに逃れようとするが、腕が伸びきってしまい無念のタップ。
デビューから5ヶ月、シングルマッチでの初勝利を挙げた兼平大介。てっしー手島にウィナーコールを受けるが、その表情からは「まだまだ」と読み取れた。いずれこの二人の戦いがもっと進化し、より多くの観客の前で披露されるその時まで、HEAT-UP生え抜き二人の切磋琢磨は続く。

第2試合

👁 2015-4-25HeatUp王子_第2試合
「王子対アジア圏対アンデス対宇宙」何だか怪獣映画のタイトルみたいであるが、この戦いが王子のリングで展開された事は確かである。
最初の攻防は王子(キツネ)空手軍のたけむら光一とウルトラマンロビンという異色中の異色な両者。たけむらの蹴りが空気を切り裂き、ロビンがランカシャー流の構えを見せて組もうとするが、お互い牽制しあう中1分経過。
続いて趙雲子龍が登場。リング内でにらみ合う二人を見て「入りたくないんだよ〜」と本音を漏らしながらエプロンで佇む趙雲。リングインするとたけむらとロビンを分け、中国拳法の演舞を披露する趙雲。続いてたけむらが型の披露、ロビンはウルトラポーズ…決めた所を襲いかかるたけむらと趙雲。
そこに流れる「ウルトラマン80」のテーマ。2012年以来の登場となる宇宙銀河戦士ソフィアが王子のリングに登場した。ロビンのピンチを救出せんとリングインしたソフィア、たけむら&趙雲のクロスラインを側転でぶっちぎると二人まとめてネックブリーカードロップ。
館内からの「ソフィア」コールの中、「地球の平和を守りましょう!」とロビンと握手を交わすソフィア。再び襲いかかるたけむらと趙雲の攻撃をかわし、何故か趙雲にダブルのスペシウム光線!あっさりたけむらに背後から攻撃されてしまうロビンとソフィア。そのたけむらも力を合わせて倒し、リング上で決めポーズを取るロビン&ソフィア。
続いて流れたのはベトナム国歌…失踪したスーパー・モスクワ・マシンに代わり急遽出場する事となったスーパー・ベトナム・マシンが初めてその勇姿を観客の前に現した。リングに入ると、何故か趙雲だけに友好の意思表示をするベトナム。
すかさず攻撃するロビン&ソフィア、連携を逆手に取りベトナムを踏み台にした趙雲のカンフーキックがロビンとソフィアに炸裂する。たけむらをダブルブレーンバスターで投げようとした趙雲とベトナムだが、踏ん張ったたけむらが中段蹴りの速射砲。
ロープに走ったたけむら、しかし趙雲はトップロープを引っ張りたけむらをエプロンに放り出す。たけむらをバックエルボーで場外に落とした趙雲、オーバー・ザ・トップロープルールによりたけむらが最初の失格者に。
趙雲がロビンを、ベトナムがソフィアをそれぞれ相手にしていると次の入場者である星誕期が登場。次々と四人をぶちかましで吹っ飛ばし、コーナースプラッシュへ。他の三人が避けたため、ロビンひとりが餌食に…続けて星誕期のブレーンバスター、フォールは他の三人がカット。ロープに星誕期を振った四人だが、まとめてクロスボディーで押しつぶされる。
ロビンに標的を絞ったのか、星誕期がロビンを肩に担いで見栄を切る。その時館内に流れる「Trans Magic」…発表された参戦選手以外にもシークレットの存在があると言われていたこのロイヤルランブル。本部席から弥武芳郎リングアナがコスチュームを着用して登場した!!代打・中出仁リングアナのコールは「弥武藤敬司(やぶとうけいじ)」。
館内の大歓声を受けリングに入った弥武、LOVEポーズから星誕期の目前に立ちメンチを切る!「相撲で勝負だ」と要求する弥武、立ち合いから組み合う…あっさりとすくい投げで勝負アリ。ボディースラムからロープに走った星誕期、弥武に対してボディープレスを狙う!!回避したため大惨事にはならなかった。
そんな弥武をベトナムが襲う。蹴り足をキャッチした弥武…いや弥武藤はドラゴンスクリュー!続けて趙雲、ソフィアにもドラゴンスクリュー、趙雲にはLOVEポーズ付きのフィギュア・フォー・レッグロック!!しかし、無防備な弥武藤を星誕期のランニング・ボディープレスが襲い3カウント。弥武藤、いや弥武芳郎リングアナはセコンドの兼平に担がれて退場。本部席に戻る。
と…またもや流れる聞き覚えのない曲。全身黒づくめ、額の部分に赤い角のようなものが生えたマスクマンが入場する。不気味な出で立ちに驚きを隠せないリング内の5人。ここでロビンがマイクを握る。
「みんな!みんな、気をつけろ!コイツは我々宇宙銀河戦士の命を狙っている暗黒宇宙騎士ダークヒュロネスが送り込んだ、暗殺宇宙人ザックル星人だ!
ロイヤルランブルなんかやってる場合じゃないぞ!地球の平和を守るぞ!!」
何と、タムラマニアの特殊な地場によりロビンやソフィアを狙う暗殺宇宙人が登場したのであった!!果たして宇宙銀河戦士と地球連合軍は王子の危機を救う事が出来るのだろうか??
さすがに暗黒宇宙騎士からの刺客ザックル星人、驚くことにいきなりロビンを退場させる!「ロビンさんのかたき!」とミサイルキックを放ったソフィアだが、ラリアットからの宇宙ジャンピングボム一発でソフィアを料理。続けて趙雲&ベトナムを二人まとめて退場させる…強い!!
最後は星誕期とザックル星人。ぶちかましでザックル星人を倒した星誕期はエルボードロップからブエノスアイレス午前零時へ。しかしこれを自爆させたザックル星人、丸め込み技の連発で星誕期を追い詰める。王子の平和は風前の灯火なのか…と思われたその時だった。
星誕期の強烈なラリアットがザックル星人をなぎ倒す!ダウンしたザックル星人の喉笛を鷲掴みにした星誕期、ハイアングル・チョークスラムを打っ放し3カウント!アンデス山脈が王子の平和を守ったと共に、5月16日新百合ケ丘大会出場の権利も手中に収めたのであった!!
見事に平和を守った戦士達、ノーサイドでお互いの手を掲げる。宇宙と地球にかかった架け橋は、いつまでも観客の拍手を惜しげもなく浴びるのであった。

第3試合

👁 2015-4-25HeatUp王子_第3試合
当初のカードはさくら♪&「ことり」対PSYCHO&青虎であったが、オープニングで青虎化してしまった「ことり」を救い出す為に変更された。無宿の面々に連れられ…いや、無宿の面々を引きずり回して入場してきた青虎。今回は赤虎が不在の為、女性の観客を襲わないだけまだマシな方か。
さくらの入場テーマに乗り、渡辺宏志とさくらえみが…いや、さくらえみ♪が入場。さくらえみ♪としては昨年8月30日、夏祭り三連戦中日以来のHEAT-UPマット登場となる。
身体は小さくなっても、狂乱ぶりは全く変わらない青虎。ゴング前にPSYCHOを引きずるようにして急襲、PSYCHOのオーバーマスクはこの時でも取られていなかった。
まずは連携で渡辺を倒した無宿、続いてさくら♪も…ここは上手く無宿をかく乱したさくら♪がPSYCHOへのクロスボディーで反撃。しかし青虎がアームホイップからクロスボディー、フォールをブリッジですり抜けたさくら♪がドロップキックを放ち渡辺に交代。
早速青虎マスクを剥いで「ことり」を救出しようとする渡辺とさくら♪、しかし青虎は渡辺の指に噛み付く。渡辺とPSYCHO、昨年末に行われたシングル三本勝負で不覚のフォール負けを喫している渡辺にとっては雪辱したいところ。
そんな渡辺の心を察したのか、ロープに飛んだ渡辺の足を場外から引っ張って邪魔をする青虎。続いてさくら♪がPSYCHOをロープに、何故かそのPSYCHOの足も引っ張る青虎。敵味方の区別がついていないらしい。
場外戦、アラケンや那須もセコンドに就いている事もあり無宿の一方的なペースに。青虎はセコンドに就いていた帯広さやかにまで手を出す。痛がるさくら♪と帯広の姿を見て「どーだ!」とでも言いたげなアラケンの表情。
完全に無宿に染まった青虎、リングに戻るや渡辺にチョーク攻撃。PSYCHOとの連携で渡辺をいたぶっていく。反則ばかりではなく、巴投げやフロントネックロック等の正攻法も随所に持ち込んでくるから厄介。
ダブルの串刺し攻撃を自爆させた渡辺、ドロップキックで釘付けにするとさくら♪にタッチ、走り込んでくるさくら♪。叫ぶのは勿論「さくらえみ♪ー!70キロー!!」PSYCHOと青虎をまとめて串刺し攻撃。
「上げるぞー!」とアピールしたさくら♪はPSYCHOに吊り天井を仕掛けるが青虎がカット。ヘアーホイップでさくら♪を投げ飛ばす青虎、二発目を側転で切り返したさくら♪は青虎の首根っこを掴んでフェースバスター。続いて吊り天井を成功させるさくら♪。
さくら♪は青虎へレッグシザースからマヒストラルへ、回転する前に足を掴んで脱出した青虎はチョーク攻撃へ。場外ではアラケンが「よくやった!」と言わんばかりに両手を広げて青虎を応援。抜け出したさくら♪に飛び付き回転エビ固め。ラフ&テクニックを駆使する青虎に手を焼くさくら♪。
PSYCHOの攻撃を掻い潜ってリバースフルネルソンに捕らえたさくら♪、リバースで投げるPSYCHOに絡みついて回転エビで丸めようとするさくら♪。拳を振り下ろしたPSYCHOだが、さくら♪がかわしたためキャンバスを殴りつけてしまう。PSYCHOのスワンダイブをかわし、トップロープからハリケーンラナ、ジャンピングニーでなぎ倒すさくら♪。
代わった渡辺はPSYCHOにショルダースルーからワンハンドバックブリーカー。PSYCHOの側頭部へのバックキックを食らうが、コブラツイストでガッチリと固める。カットに入った青虎、渡辺とさくら♪に一本背負い。
リング下からブラックボックスを投げ入れるPSYCHO、青虎はそれを手に取るとさくら♪目掛けて振りおろそうとするが渡辺が何とか阻止。ブラックボックスの取り合いとなる渡辺と青虎、青虎が奪い返すと雄叫びを挙げて喜ぶ。
セコンドの那須がミスター村杉レフェリーの気を引いている隙に、青虎が振り回すブラックボックスに渡辺を叩きつけようとするが、読んでいた渡辺は逆にPSYCHOを叩きつける。倒れるPSYCHOをスクールボーイで丸め込んだ渡辺が3カウント。タッグ戦ながら直接PSYCHOからのフォール勝ちで雪辱を晴らした。場外ではアラケンが「あーーーーーーっ!!」という表情。
決着がついてもぐるぐる回っている青虎をおさえつけ、マスクを剥がして元の「ことり」に戻すことに成功したさくら♪と渡辺。
「何で押さえつけられてるんですか?」と訳がわかっていない「ことり」。
「あのマスクのせいなの。あんたがあれ被って、見境がなくなっちゃったの!」と説明する渡辺。
「こっちゃん大丈夫?」と「ことり」の頭を撫でるさくら♪。何故か会場内からは笑い声が聞こえる…
「何なのこのマスク!?危ないじゃない!こんなものがリングにあってはダメなのよ!!も〜、物好きなプロレスファンに差し上げるわ!!欲しい人〜!
…タダじゃないわよ。HEAT-UPでは15万円で販売したって聞いたけど、じゃあガトムー売店では、本日限りの特別価格!皆さんの手に届きやすい価格にさせて頂きます!!
青虎マスク!なんと〜!!…子ども達ごめんね、17万円で〜す!!(館内から「えぇ〜!?」の声)」
翌日の我闘雲舞には田村和宏と兼平大介が出場、大会のアピールもしっかり行なったさくら♪…いや、さくらえみ。このまま青虎マスクは我闘雲舞の手中に…ということは、5月16日新百合ケ丘大会で何らかのアクションが見られるのだろうか?謎が謎を呼ぶ青虎マスク、今度はどんな展開が待っているのか?

第4試合

👁 2015-4-25HeatUp王子_第3試合
「久しぶりにあれだけガッチリした試合しましたよ。一切肩の力抜けなかったですもん。」試合後山田太郎はこう語っていた。しかし山田の顔には満足感が漂っていたのが見て取れた。
スーパーJボーイズとしての山田太郎ではなく、ジャベと空中殺法を駆使するドカベン。BumB大会ではPSYCHOとしのぎ合いを見せた原学。想像以上の好勝負が王子のマットで繰り広げられた。
原の打撃を警戒し、アップライトで構えるドカベン。ボディーへのソバットからいきなりの右ハイを繰り出した原!カウント8で何とか立ち上がるドカベン。
ロープ際に追い込まれたドカベンだが、ヘッドシザースで原を場外に放り投げる。そこから走り込んでトペ一閃!!やられたらやり返すドカベン。
リング内に原を連れ戻し、足を取ったドカベンはグラウンドでのカンパーナ。あまり味わったことのない複合技の前に、原の表情が歪む。サーフボードからスタンドで腕を極めていくドカベン。
原が片足タックル、アキレス腱固めへ。立ち上がって技を解くドカベン、両足タックルからグラウンドへ。体勢を入れ替えた原、マウントポジションから張り手を浴びせかける。ドカベンが嫌がるとすかさずクロックヘッドシザース。グイグイ絞り上げるが、技を解いたドカベンがエスケープ。
再びスタンドへ。仰向けに転がって原を挑発するドカベン、「出来るのか?」と近づいた原をヘッドシザースホイップで倒していく。そのまま絞り上げていくドカベン。切り返して立ち上がる原。
掌打で崩しておいて、ボディーへのニーを突き刺す原。エルボーを繰り出すとドカベンも黙っちゃいない。ヘッドバットを繰り出すドカベン、原も同じ技でやり返す。背後に回って胴絞めスリーパー。ドカベンエスケープ。
ローで倒して逆片エビ固め、ドカベンが何とかロープに逃げるとフロントネックロック。ドカベンの呼吸が徐々に乱れていく。ガクッと崩れると原は肩固めに移行、バックを取ってジャーマンでブッコ抜こうとする。
ドカベンはコーナーに原を激突させ投げさせない。振り向きざまの延髄斬りで原をぐらつかせるとロープに振ろうとする。原が耐えるとドカベンは腰への619、ヌドで原をサードロープに結びつけると脇腹目掛けて低空ドロップキック。エプロンからトップロープに飛び乗ってムーンサルト!カウント2。
変形の足四の字からデスロックで攻め込んだドカベンはカンクーントルネードへ。原はこれをかわし、膝立ちになったドカベンの胸板を蹴り上げる。続けて側頭部へバズソーキック。ダウンカウント9で辛うじて立ち上がるドカベン。
掌打からドカベンの左腕にミドルを叩き込む原、ドカベンが両腕でミドルをブロックすると、原は飛び付き腕十字へ。ロープ際であった為難を逃れるドカベン。キックから絡みついてアームロックに出る原、ドカベンが体勢を崩すとバックを取ってジャーマン・スープレックス・ホールドを繰り出す原。
立ち上がれないドカベンを見て「ダウンじゃないのか?」と村杉レフェリーに言い寄る原。その隙を突いたドカベンは飛び付き回転エビ、回転十字固めと丸め込みを連発。首固めを低空ブレーンバスターで返した原、サッカーボールキックからPKへ。
PKをキャッチしたドカベンは足を取ったまま逆さ押さえ込みへ!カウント2で返されるとアンクルホールド。身体を捻って体勢を入れ替えた原、ドカベンに組み付くと両腕を極める恭極へ!!たまらずギブアップするドカベン。
試合後はノーサイド、両膝を付いて互いの両手をしっかり握り締め深々と礼をする両者。やや短い試合時間ではあったが、お互いを認め合ったのだろう。名勝負製造機と言っても過言ではないドカベンこと山田太郎、ここにまた新たな名勝負が刻み込まれたのである。

第5試合

👁 2015-4-25HeatUp王子_第5試合
横浜大会、BumB大会と繰り広げられたパワフルタッグトーナメントもいよいよ決勝戦。HEAT-UPの主人公である田村和宏にとって、盟友であるアミーゴ鈴木との優勝は不可欠。しかし立ちはだかるのは1月の北千住大会で完敗を喫しているアラケンと那須のコンビ。
試合開始前からキャリーオーバー10を挑発する無宿。握手を拒まれると那須はマットを叩いて悔しがる。先発はアミーゴとアラケン、流れるようなグラウンドで館内の視線を釘付けにする両者。
アラケンが那須にタッチ、「オイ田村出てこいオラ!出てこいよ!」とアミーゴを突き飛ばす那須。田村が出てくる、これまでの那須との対戦と違い最初から冷静な田村はフェースロックやヘッドロックで那須を絞り上げる。
立ち上がった両者はショルダータックル合戦。ここで那須はアラケンとブラインドタッチを交わしており、手島レフェリーも確認している。右ミドルを連発する田村、割り込んで入ってきたアラケンが首固めで丸め込むとカウントをする手島レフェリー。
田村が「何やってるんだ!」とアラケンに詰め寄ると、隙を突いて那須が田村にハイキックを叩き込む!リング中央でうつ伏せになってダウンする田村、ここから田村が長時間ローンバトルを強いられる。
アラケンは味方セコンドのみならず、HEAT-UPサイドのセコンドに就いていた近藤も使って田村を攻撃。特に那須晃太郎は四人の中でキャリアが一番短いにも関わらずねちっこく相手を攻めていく、末恐ろしい存在となっている。
アラケンのダイビングニー自爆からようやくアミーゴと交代する田村。アミーゴはアラケンにラリアット三連発からショルダースルー、キャメルクラッチと攻めていく。しかし勢いが出た所でアラケンが小技を駆使して攻守を入れ替えてしまう。
那須に交代、コーナーにアミーゴを追い詰めてミドル連打。串刺しバックエルボーからブレーンバスター。コンビネーションからボディーへのソバット、ロープに走るがアミーゴが足狩り。背中へのエルボードロップからスリーアミーゴスへ。
田村に交代、ミドルを放つと串刺しエルボー。那須はガットショットからブレーンバスター、空中で体勢を整えた田村は那須の背後に立ちスリングブレイドへ。更にミサイルキックで続く。
観客を煽るいつものポーズからコンビネーション、ミノルスペシャルに出るがアラケンがカット。アラケンのDDTからスーパーダブルフットスタンプ。ボディーにかなりのダメージを負った田村、那須がロープに振っても走れない状態に。
立ち上がれない田村を見て、アラケンと那須は館内に田村コールを強要する始末。しかし田村は那須にカウンターのウルトラタイガードロップを繰り出し一矢報いる。ここでタッチするかと思われたが…
ダメージを負いながらも手島レフェリーに絡みつき、田村のタッチを見せない那須。アミーゴが飛び出してくるが、タッチを認めていない為体を張ってアミーゴをコーナーに戻す手島レフェリー。してやったりの無宿。
「来いよ田村〜」とばかりにコーナーで両腕を後ろに組み、田村を挑発するアラケン。田村も串刺しエルボーを連発して挑発に乗るが、そこは無宿のコーナー。田村を担ぎ上げたアラケンはパトリオットバスターから逆片エビへ。
アミーゴは那須のカットで入れない状態。このまま無宿の勝利かと思われたが必死にロープに逃げた田村。那須が田村をコーナーに、再度カウンターを狙う田村だったがPSYCHOが阻止、「イナヅマーっ!」と叫んでのレッグラリアットを見舞う那須。カウント2。
那須のブレーンバスターを逆に投げきり反撃に転じようとする田村。アラケンをアミーゴがカットし、田村はトップロープへ。しかし那須がアミーゴに絡みつき追撃を阻止、アラケンは田村を叩き落としにかかる。
ここでアミーゴが那須を排除、アラケンを肩車で担ぎ上げ田村のミサイルキックを呼び込む。更に田村はアラケンをアックスボンバーで場外に叩き落とす。那須に照準を絞ったキャリーオーバー10、連続串刺し攻撃からダブルフェースバスター。
「アミーゴ〜!俺を投げろ〜!!」田村の叫びにアミーゴは田村をブレーンバスターで投げる。落下点には那須が、見事に連携攻撃『俺を投げろ』が遂に成功した!フォールカウントは2で返されたがこれは大きい一撃。
リング上には田村と那須。田村はコンビネーションからソバット、伊良部パンチと繋いでミノルスペシャルへ。カットしようとするアラケンやPSYCHOはアミーゴが懸命のカット。スクールボーイで丸め込んで逆転フォールを狙うが、再び極められ腕が伸びきったが意地でロープに逃げた那須。
那須の痛めた左腕にミドルを連打する田村、ロープに走るがアラケンが足を引っ張って阻止。エプロンで田村を押さえるアラケン、那須が右ハイを叩き込もうとするが誤爆!エプロンでうつ伏せになったまま動かないアラケン。
田村は棒立ちの那須にアックスボンバー、アミーゴがダイビングヘッドバットで続く。尻餅を付いている那須に田村はランニングロー、バズソーとたたみかけるがカウント2。
完全に孤立してしまった那須、田村は左右のバズソーを連発。「あーっ!」と気合を込める那須だったが、田村はその側頭部へ三発目のバズソーを放つ。崩れ落ちた那須、田村がガッチリ片エビ固めで押さえ込むと遂にカウント3!
実は那須からのフォール勝ちは初となる田村。辛酸を舐めさせられた屈辱をタッグトーナメント優勝という数倍返しで晴らした瞬間であった。

エンディング

👁 2015-4-25HeatUp王子_エンディング
思わず抱擁する田村とアミーゴ。手島レフェリーのウィナーコール、優勝賞金10万円の入った目録を手にする、全てが笑顔だったキャリーオーバー10。
ここで寝そべった状態のアラケンがマイクを掴む。
「待て待て待て待てこの野郎〜。オイ!晃太郎ちゃんよぉ〜、いや!那須晃太郎!てめぇ最後のハイキック、何だアレはこの野郎。てめぇこの野郎無宿の大将の俺に、こんな大舞台で恥かかせやがって…あぁ?この野郎!てめぇわかってんのかこの野郎!」
何とハイキックの誤爆にかなり怒りモードとなったアラケン!磐石のチームワークを誇り、一枚岩だった無宿に亀裂が生じるのか…??
「…って!言いたい所だけどなぁ田村ぁ!!オイ!オイ!晃太郎ちゃん!今日で改めてわかったよ!アンタの蹴りは、田村和宏の蹴りなんかよりも、100倍すげえってよぉ!!無宿の大将をのばしちまったんだからなぁ、オイ!
田村の蹴りでこんなキツい思いした事ねぇや。誤爆くらい言っちゃあなんぼでもあらぁ。オイ、晃太郎ちゃん、これからも宜しくって事で。」
アラケンのリップサービスに、館内はほっとした様子。改めてガッチリと握手を交わすアラケンと那須。
「10万円くらいくれてやろうじゃねぇか。オイ!田村ぁ!アミーゴ!優勝おめでとうございます。その10万で温泉行くんでしょ?後輩のためには一銭も使わず?どんだけ器がちっちぇえんだよ。まあいいや、これ以上突っ込んだら立場がねぇから。
オイ!とりあえずは田村!次は5月、新百合ケ丘だな。メインで何でも藤波親子と組んで、俺ら無宿の三人でか。いいかお前、俺ら無宿はなぁ、お前の思い出作りの試合に協力するつもりなんざ全くねえんだこの野郎。
せいぜいテメェは藤波親子と一緒に入場して、マスコミに写真撮って貰って、それだけで方々に載るだろう。そこがその試合のピークだこの野郎。」
新百合ケ丘大会への宣戦布告。「その先は俺ら無宿がお前をけちょんけちょんにしてやるから覚悟しておくんだな」とでも言いたいのであろう。

無宿が退場し、ハッピーエンドに向かって田村が叫ぶ。
「おっしゃ勝ったぞー!!!アミーゴ…(目録の中を確認するアミーゴ、本当に現金が入っているのを見て驚く)アミーゴ、俺とアミーゴでタッグトーナメントエントリーして、優勝して温泉行こうって言ったよな。」
そう言って賞金を律儀に数える田村、そして半分を手にして…
「アミーゴ!すまねぇ!お前と温泉行けない。半分、そして、俺の半分。5万円でHEAT-UPのベルトを作りたい。だからお前と温泉行けない。俺はこの5万円でベルトを作るんだ…ごめんねアミーゴ。」
そう言ってアミーゴに背を向ける田村。この言葉にアミーゴの心が動かされた。
「田村!田村!田村!5万円のベルトよりも…10万のベルトの方がいいだろう!(館内大歓声)俺も引っ込みつかねぇからよ、これでベルト作れ!」
と半分に分けられた賞金を田村に手渡すアミーゴ。館内からは「漢だ!」の声と大きな拍手がこだまする。
「田村!ベルト作ったら俺が最初に巻く!!いいやつ作れよ!!」
「アミーゴ!!持つべきものは友達だね!!(館内笑い)」
田村の言葉に続いて、館内からのアミーゴコール。そしてガッチリ握手を交わすキャリーオーバー10。
「おっしゃー、この10万円で、HEAT-UPのベルト作ります!安いけどね、日本一、いや、世界一のベルト作ろうじゃないか、なぁ!!(館内拍手)」
そう言うと、またもやアミーゴに大会を締めさせようとする田村。
「今日はお客さんが、俺じゃなくて田村を求めているような気がする。」
いやいや、ここはどう考えても田村和宏が締めるべきでしょうが。
かくしてタッグトーナメントは田村&アミーゴが優勝し、ハッピーエンドで締められた王子大会。新百合ケ丘大会に向けて大きな勝利をものにした。
果たしてベルトはどう作られるのか、無宿の宣戦布告が意味するものは?

【記事提供/HEAT-UP】

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