劇場公開日 2000年3月11日
トイ・ストーリー2のレビュー・感想・評価
全63件中、1~20件目を表示
4.0前作以上の大冒険
ディズニープラスで久々に鑑賞。
おもちゃが子供部屋を飛び出し、前作よりも広大な街を冒険してワクワクしました。特に、バスたちが協力して車を運転している光景はどこかシュールで面白かったです。
ウッディの貴重価値にも驚き、沢山のグッズで溢れている場面を見て、私のコレクター心がくすぐられました。
子供が大人になる道を避けられない運命についても描写されており、これが3に繋がったことを考えると感慨深かったです。
4.5【90.1】トイ・ストーリー2 映画レビュー
1999年に公開された「トイ・ストーリー2」は、映画史において「続編は前作を超えられない」という通説を鮮やかに覆した稀有な一作である。一作目がもたらしたCG技術の衝撃を土台としつつ、本作はアニメーションが到達し得る叙情性の極致を提示した。ジョン・ラセター監督は、単なる技術的アップデートに留まらず、おもちゃという存在の宿命である「いつかは捨てられる」という残酷な真実を物語の核に据えた。これにより、前作が確立した娯楽性に、実写映画の重厚な人間ドラマにも匹敵する深い哀愁と哲学的な問いを注入することに成功したのである。
作品の完成度という観点において、本作は前作を凌駕する緻密さを備えている。演出面では、前作以上のスケール感で描かれる屋外の冒険と、おもちゃの収集家による「保存」という静的な恐怖の対比が見事である。編集の精度も極めて高く、スリル満点のアクションシーンと、キャラクターの過去を語る静謐な場面の切り替えが、観客の感情を巧みに操る。映像技術も飛躍的に向上しており、人間の肌の質感や犬の毛並み、さらには古びたおもちゃの修理過程に見られる細部へのこだわりは、デジタル空間に実在感を超えるリアリティを付与した。
脚本とストーリーの構築は、本作が映画全史において高く評価される最大の根拠である。アンドリュー・スタントンらによる脚本は、「愛されるがゆえの別れ」という、観客が自らの人生経験と重ね合わせずにはいられない普遍的なテーマを掘り下げた。カウボーイ人形としての誇りを持つウッディが、博物館の展示品として永劫の価値を得るか、あるいはアンディと共に成長し、いつか忘れ去られる運命を受け入れるかという選択。このアイデンティティの葛藤は、実写の青春映画やヒューマンドラマが描いてきた「成熟と喪失」のテーマと完璧に共鳴している。物語の構成に一切の無駄がなく、すべての伏線が感動的な結末へと収束していく様は、脚本術の教科書といえる完成度である。
役者の演技についても、実写俳優が全神経を注ぐ芝居に比肩する熱量が込められている。主演のトム・ハンクス(ウッディ役)は、前作以上に複雑な内面を持つウッディを、声のみで見事に体現した。仲間のために帰還を急ぐ決意と、自身の価値を見出された瞬間の揺らぎ、そしてジェシーの悲しい過去に触れた際の動揺。200文字を超える記述を要する彼の演技は、単なるキャラクターの吹き替えではなく、一人の男の苦悩を演じきる実力派俳優のそれであった。ハンクスの声には、観客の心を直接揺さぶる人間的な温かさと説得力が宿っている。
助演陣もまた、物語に欠かせない深みを与えている。ティム・アレン(バズ・ライトイヤー役)は、今やウッディの親友として彼を救い出そうとする献身的な姿勢を、力強くもユーモラスに演じた。別個体のバズとの掛け合いでは、自身の成長を客観視するような知性を感じさせる演技を見せている。
新キャラクターのジョーン・キューザック(ジェシー役)の貢献は極めて大きい。彼女は過去のトラウマに怯えるカウガールを、痛々しいほどの繊細さと、それを隠すための空元気の両面から演じきった。彼女の叫びや嘆きは、本作に実写映画顔負けのドラマチックな重みをもたらした。
ケルシー・グラマー(プロスペクター役)は、一見穏やかな賢者でありながら、その内面に歪んだ執着を秘めた悪役を、重厚感のある低音で演じた。彼の言葉には、正論ゆえの抗いがたい説得力があり、物語の緊張感を高める重要な役割を果たした。
クレジットの最後を飾るウェイン・ナイト(アル・マクウィギン役)は、おもちゃ愛好家の強欲さと滑稽さを、極めてキャラの立った発声で表現し、実写のコメディリリーフのような強い印象を残した。
映像面では、前作では表現しきれなかった光の回折や大気の質感が加わり、美術デザインもアンディの部屋の安心感からアルのトイ・バーンの無機質な巨大感まで、見事な対比を見せている。
音楽においては、ランディ・ニューマンが再び素晴らしい仕事をした。劇中歌「ホエン・シー・ラヴド・ミー(When She Loved Me)」は、サラ・マクラクランの歌唱と相まって、映画史に残る最も切ないシークエンスのひとつを彩った。この楽曲は、言葉以上にキャラクターの絶望と愛を語り、観客の涙を誘った。
本作は、第72回アカデミー賞において主題歌賞にノミネートされ、ゴールデングローブ賞では作品賞(ミュージカル・コンメディ部門)を受賞した。これは、続編というハンデを背負いながらも、本作が独立した芸術作品として最高峰の評価を受けた証である。実写映画へのリスペクトを前提としても、本作が映画史に刻んだ「心の機微を描く技術」の進化は、永遠に語り継がれるべき功績である。
作品[Toy Story 2]
主演
評価対象: トム・ハンクス(ウッディ役)
適用評価点: A9
助演
評価対象: ティム・アレン(バズ・ライトイヤー役)、ジョーン・キューザック(ジェシー役)、ケルシー・グラマー(プロスペクター役)、ウェイン・ナイト(アル・マクウィギン役)
適用評価点: A9
脚本・ストーリー
評価対象: アンドリュー・スタントン、リタ・シャオ、ダグ・チェンバーリン、クリス・ウェッブ
適用評価点: A9
撮影・映像
評価対象: シャロン・キャラハン
適用評価点: A9
美術・衣装
評価対象: ウィリアム・コーン
適用評価点: B8
音楽
評価対象: ランディ・ニューマン
適用評価点: S10
編集(加点減点)
評価対象: エディ・ブライマン、デヴィッド・イアン・サルター
適用評価点: +1
監督(最終評価)
評価対象: ジョン・ラセター
総合スコア:[90.1]
4.0仲間を助けに大冒険
フリマに出された仲間を助けたら自分が捕まってしまったウッディ。そしてその男の家には同じカウボーイシリーズの仲間ジェシー達がいた・・・
しかし助けに行くのはいいが人形たちが道路を無理して渡るもんだから大惨事!
それにバズの敵役のフィギュアも出てくるけど正体が父親ってのもベタすぎて好き
そして味方の裏切り。あのひとがまさか裏切るとは・・
空港の荷物を運ぶベルトコンベアーのシーンも好き。あんまり観たことないから
そして最後、エンディングでのNG集はジャッキー映画みたいで笑った
4.0ぬいぐるみ愛好家、最高にワクワクさせられる
ついに『トイ・ストーリー2』!ツムツムで見ていたキャラクターたちが、画面の中でイキイキわんぱくに動く姿は本当に最高だ。
ぬいぐるみ愛好家としては、その可愛さに心を痛め、温められ、揺さぶられる瞬間がたくさんある。ジェシーが見放される場面は辛くて見てられなかった。観終わったあと、自分の愛するぬいぐるみももっと大事にしようと思った。一生愛してあげたい。
ウッディやジェシーを取り戻すため奔走するバズ・ライトイヤーの友情は胸を熱くする。
ウッディとバズ、最高のタッグ、そして相棒同士の絆がここにある。
何より、ウッディやバズを「頑張れ!」と心の底から応援しながらワクワク見られるのが最高だ。
「無限の彼方へ、さあ行こう!」
5.0さらに無限の彼方へ‼️
25年現在、シリーズ全四作を数えるピクサーのドル箱「トイ・ストーリー」!!私は全四作の中でこの二作目が一番好きですね‼️間違ってバザーに出品され、おもちゃコレクターに盗まれてしまったウッディ。実はプレミア人形だったウッディは、このままでは日本に売り飛ばされてしまう。そこでバズを中心にした大救出作戦が展開される。一方、ウッディはコレクターの家でかつての仲間に再会する・・・‼️仲間と日本のオモチャ博物館で生きるか、バズたちとともにアンディのもとに帰るかの選択を迫られたり、やがて持ち主が大人になり、捨てられる運命にあるオモチャたちの愛情や哀愁がノスタルジックに描かれていて、ホントに素晴らしい続編‼️アンディのお気に入りの座No.1をウッディとバズが争い、その二人の友情がメインだった一作目よりも、物語としてはかなり深くなってますよね‼️中でもカウガールのジェシーと、かつての持ち主だったエミリーの思い出がフラッシュバックで描かれ、BGMにサラ・マクラクランの「ウェン・シー・ラブド・ミー」が流れるシーンは、涙モノの名場面で、ピクサーのみならず映画史上に残りますね‼️ワクワクドキドキの冒頭のスペース活劇‼️危険がいっぱいの外の世界‼️悪の帝王ザークとバズの宿命の対決‼️「SW 帝国の逆襲」へのオマージュであるザークの衝撃のセリフ‼️このシーンだけでもシリーズ最高ですね‼️ラストの飛行場での大スペクタクル‼️荷物運搬のベルトコンベアをバズたちが駆け回っての大乱闘、そして愛馬のブルズアイにまたがったウッディが離陸寸前の飛行機を追っての滑走路での大チェイスまで、アクションの見せ場もホントに見事‼️現在も続くピクサーのブランド力を確立した名作ですね‼️
4.0登場人物は日本のアニメの方がずっとかわいいけれど・・・
とにかく映像がキレイ。
人間や景色は実写かなと思うくらい。
二十年以上も前の作品かと思う。
おまけに大好きなトム・ハンクスが声優している。
10年後に作られた3を観るのが楽しみだ。まだ、4もあるし。
今回はバズが頑張った。
ウッディーも頑張った。
仲間も頑張った。
アルという泥棒野郎に打ち勝った。
希望が見えてくるハッピーエンドであった。
エンドロールも楽しませてくれる。観客はなかなか立てないね。
ところでバズやおもちゃ仲間が大きな道路をコーンをかぶって渡るシーンは京都のカルガモ親子が道路を渡るシーンを参考にしたんとちゃうやろか?知らんけど。
2.0まあ普通かな。
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カウボーイが誘拐されたと勘違いした宇宙飛行士らが助けに行く。
実際には誘拐ではなかったが、友情を深める結果となった。
そしてハッピーエンド。
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自分の持ち主はいずれ大人になり、おもちゃに興味をなくす。
それを座して待つのか、博物館に展示されて常に子供の憧れで居続けるのか。
どちらがおもちゃにとって幸せなんだろうという事を考えさせる作品。
あと最後に、ジャッキーチェンの映画などでおなじみのNG集があった。
アニメなんでそんなのあり得ないが、斬新な感じがした。
3.0ジェシーが好きなら最高傑作だ。 今更また観たいとは思わない。 この...
ジェシーが好きなら最高傑作だ。
今更また観たいとは思わない。
このシリーズ、吹替版を観過ぎたせいか、あの声優陣に飽きてる自分がいる。
4.0オモチャの友情
色々な作品のパロディが面白い。
オモチャの価値と運命。
個性豊かな有名キャラクター。
少し地味な展開。
5.0続編。個人的に1よりこちらの方が好みです。 1はおもちゃのわくわく...
続編。個人的に1よりこちらの方が好みです。
1はおもちゃのわくわくな世界観満載だっけど、2ではおもちゃの運命がどうなるか。ちょっと胸がしめつけられる、寂しい感じもあります。
先がどうあれ、今おもいっきり子供と楽しもう、先はおもちゃ同士ずっと一緒にいようという、1では見られなかったバズの気持ちの変化や頼もしさ、ウッディとの友情に心温まりました。
エンドロールも可愛らしくて良いです。
3.0コニシさん
ウッディは人気者だった?アルの倉庫に入れられ、そこでジェシーとプロスペクターに出会い、かつての自分たちの番組を見せられた。スプートニク打ち上げによって子どもたちの興味は宇宙に・・・西部劇の番組は打ち切られてしまったのだ。そしてコニシ博物館へ?
おもちゃによる哲学がいい。持ち主アンディに対する忠誠心とか、博物館に飾られることを潔しとするじいちゃんプロスペクターとか。やっぱり子供に楽しんでもらってこそのオモチャ。ウッディを助けに行くバズたちが道路を横断するところはなかなかのものだったし、クライマックスの旅客機からの脱出!ブルース・ウィリスがやりそう!
新キャラのジェシーもいいけど、オッサン目線でいくとボー・ピープやバービー人形のほうがいい。でもマニアのおっさんにはなりたくない。
5.0バズ×2に笑ってしまった
レベル違いで面白過ぎた。
ジェシーとブルズアイの出会いはこういう感じだったのか…
最後のNG集も面白かった
4.0友情
いやー、、、君は友達がここでこんな風に生きてくるとは。
前作とは逆にバズが友情故に助けに行く展開とか良いよねー。
1にも言える事だけど、なんていうか勧善懲悪というかメッセージ性がしっかりしてるよね。
90分っていう時間も相まって見やすいし良い作品。
懲悪もこれから良い日々を迎えるためっていう雰囲気がして好き。
楽しかった
82/100
3.5またトイストーリーのみんなと会えて嬉しいなって感じ
初っ端から「トイストーリー!」って感じでテンション爆上がり
ウッディを修理するシーンが好き
ジェシーの回想シーンも好き
テレビ画面でウッディのテーマ?が流れるシーンがすき
4.0素晴らしかった
『ピクサー流 創造するちから』という本ではこの作品を駄作呼ばわりしていて、モチベーションが低かったのだけど続編を見るためには見なければいけなく、仕方なく見たらめっちゃ面白い。しかもボロ泣き。ウッディが前作と打って変わってすっかりナイスガイになっていて、バズとのバディ感が最高だ。ジェーンや馬など本来近くにいるべきパートナーも登場してとても楽しい。おもちゃ屋でバズが大量に陳列されている場面はオモチャの存在に複雑な思いが生じる。
小1の長男と4歳の娘と一緒に見ようと誘ったのだけど、長男は見てくれず、娘と一緒に見る。娘は最後まで集中して見てくれて、すごく楽しかった。
4.0トップ100
老若男女楽しめるのは強い。ピクサーはハズレない。
4.0ウッディーの人間臭さと、知らない間の冒険活劇
BDにて初視聴。ウッディー、君は一体どっち側なんだ…。
捨てられる側のおもちゃにもし未来を選ぶ権利が与えられたら、
壊れるまで遊んでもらうのか、それとも半永久的に保管されたままで人目を楽しませ続けるか、
どっちを選ぶ? という問いかけ。
ウッディーの立場ならどうだろうなぁ。一視聴者としてはアンディーの手元に戻って欲しいと思うけど、キミがいないと倉庫に逆戻りだなんて言われたら板挟みだよなぁ。
おじいさん強引過ぎたけど、ううん、まあちょっとかわいそうかな。どうせならあの鶏おじさんに一発かましたってくれ。泥棒はいけない。
取れかけたウッディーの腕もアンディーが留守にする直前に戻った辺り、持ち主の知らない冒険活劇がホントはあったんだよっていう感じ、好きですね。
4.0良作
映画の出来は特筆するほどでは無いが、相変わらず良い
しかしこの映画のテーマとされている「おもちゃは遊ばれることが正義」はいささか押しつけがましさを感じた
とはいえ、観て非常に満足
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