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折り梅

劇場公開日:2002年3月16日

解説

デビュー作「ユキエ」で高い評価を受けた松井久子監督が、原作本に惚れ込んでシナリオも自ら手がけた作品。資金集めから撮影協力まで「折り梅」応援団が支援して、完成にこぎつけた。

2001年製作/日本
配給:パンドラ、シネマワーク
劇場公開日:2002年3月16日

あらすじ

名古屋郊外に暮らす4人家族に、夫の母・政子(吉行和子)が同居することになった。一家の主婦・巴(原田美枝子)は義母とうまくやっていこうと張り切るが、同居してまもなく政子が変調をきたす。ゴミ集積所の場所が分からなくなったり、巴の作った弁当を床にぶちまけたりする政子に周囲は戸惑い、苛立ち、やがて家族の雰囲気は険悪になる。思いあまった巴がいやがる政子を無理矢理病院に連れてゆくと、アルツハイマー型痴呆症と診断される……。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

監督
松井久子
脚本
松井久子
白鳥あかね
原作
小菅とも子
製作
松井久子
プロデューサー
新藤次郎
里中哲夫
撮影
川上皓市
音楽
川崎真弘
照明
水野研一
アソシエイト・プロデューサー
吉井久美子
製作プロダクション
近代映画協会
その他
福島昭英
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映画レビュー

3.0 介護、くるしい

2026年2月23日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

リアリティを徹底的に追求していて、不思議と最後まで見入ってしまった。二十年以上も前の作品とは思えないほど、描かれている苦しさが現在にもそのまま地続きで残っている。
介護のしんどさがとにかく生々しい。特別な事件が起き続けるわけではないのに、じんわり嫌なこと、シーンが多くあり、苦しさだけがずっと持続する構成がつらい。逃げ場がなく、観ている側の呼吸まで浅くなる。

物語の終盤では、おばあちゃんの絵の才能が花開き、家族関係も円満な形で一区切りがつく。けれど同時に、現実はこんなふうにうまくはいかないんだろうなと冷静に考えてしまった。

介護は誰の手も借りられない、頼ることもできない、世間の目が痛い、金銭が苦しい、問題は積み重なる一方だよな、と。

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未評価 認知症を描くのは難しい

2025年11月7日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

2025しんゆり映画祭にて鑑賞

 認知症を描くのは難しいな。『恍惚の人』になると重苦しいし、そこを避けると焦点がぼやけてしまいます。本作は、教科書的で少し甘過ぎる物語に思えました。掘り下げるべき「そこ」というポイントで切っ先を丸めてしまったので、結局は予定調和の暖かいお話で終わってしまったのが残念でした。

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4.0 スイートな作り

2017年2月8日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

幸せ

泣ける

笑える

リアルな認知症を描こうとすると、救いの無い諦めの境地みたいな作品になるため、観ている方も苦しいし、売れにくい、

その辺りを踏まえて、甘く優しい作りになっている。
原田美枝子が若々しく美人で色気すら感じるので『ああ野麦峠』とか観たくなる。

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3.5 避けては行かれない道、人生は景色を楽しむ事なのか?

2013年3月11日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む

観ていて、とてもショッキングな映画だった。決して他人事では済まされない思いを強く感じた。
今日の日本には高齢者が多数いて、その多くの方々が、今後年齢を重ねていく時に認知症を患わない保障などどこにも無い事。
そしてそれらのお年寄りの方々を支える筈の若年層の人々が少数である事のアンバランスが生む、色々な我が国のこれからの現実を思うと、不安になった。

これは、決して自分が介護しなくてはならない家族を抱える事になる自分の明日にショックを受けての事では無く、そう遠くない何時の日にか、自分が若い世代の人々の負担になる日が来る覚悟を付けて置かなくてはならない現実を見せ付けられた気がしたからだ。
自分では、いくら元気で、しっかりしているつもりでいても、そのつもりだけで、現実には老いてボケが出ている事にも自分で気が付かずにいる事も充分に有り得るのだ。
だからこそ、認知症なのだ。自分で自分の病状を深く理解出来、認識出来ている間は、それ程大した問題では無い、一応許容範囲内であると言えるだろう。

この映画では、初め認知症を患った政子も、不安から問題行動を色々と起こしてしまうのだが、その後、彼女は新しい趣味などを見つける事で、人に迷惑ばかりをかける余生では無く、家族と共に静かな時間をゆっくりと過ごす事が出来る様に変化した。
趣味に目覚め、趣味に集中する事を憶えた政子は、徐々に病状も安定していき、家族と共に幸せに満ちた安定した静かな生活を営む事が出来るようになる。
映画は、老いた老後の様子を、梅の老木に花が咲く事に準えて、認知症を発症したその後も、家族と良い関係性を続けていかれる可能性を秘めている事をこの作品は、みせてくれるのだが、それは素晴らしい希望で有り、誰もが、こうなってくれたら助かるだろうと言う希望の姿が描かれているだけの事だと考える。
確かに認知症が人生の絶望的な終わりを表す事では決して無いとそう言う点では、明るい老後の映画として希望の有る良い作品だとは思うので素晴らしいのだが、少し映画としては楽天的と言うか、甘く、浅い気がしなくもない。
本作は、希望も有り、良い作品で、好きだけれども、だからと言って、この映画の吉行和子が演じる政子の様に、もし自分が認知症になったその後にも、この作品の描いている主人公の様に、自分を取り戻して生きていく事が出来る、100%の保証は無いのだから。それを思うと、もっと若いうちから経済的な問題のみならず、どうしたら安心して生活出来る環境を自分自身が準備していく事が出来るのかと言う点にも、踏み込んで映画を描いて欲しかった。
絵画の才を発見する事で、遺された日々を穏やかな気持ちを保ったままで、生活をして行ける保障が万人に約束されている訳では無いのだから、若い世代の現実的な不安や、老後生活への備えをどう考え直すのかと言う点も描いて有ると最高だと思ったのだが?

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