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アダン

劇場公開日:2006年5月20日

解説

若くして天才と呼ばれながら独学で画業に励み、晩年は奄美大島に渡った孤高の画家・田中一村の半生を描いた伝記ドラマ。監督は「HAZAN」の五十嵐匠。出演は、「HAZAN」でも五十嵐監督と組んだ榎木孝明。

2005年製作/139分/日本
配給:東京テアトル
劇場公開日:2006年5月20日

あらすじ

昭和22年。その日の米にもこと欠くような日々の中、39歳の田中一村(榎木孝明)は一心不乱に絵に打ち込んでいた。3歳年上の姉・喜美子(古手川祐子)は、弟の才能を信じて苦しい生活を支え続ける。一村は、初めて公募展に出品した『白い花』の入選に続き、第十五回北斗展に自信作『秋晴れ』を出品するが、落選する。その後、院展、日展等の公募展へ出品するが、落選を繰り返す。一村の才能を認める美術学校の同期・荒木泰雲は画商を紹介するが、一村は「絵を売るのは魂を売るようなものだ」と、自分の絵を見せることさえしない。師を持たず、画商を寄せつけず、超然とした態度で画壇に取り入ることもせず、一村は求道者のように絵を描き続ける。時が流れ40代になっても世に認められず、もう自分に残された時間がないことを感じつつあった一村は、一大決心をする。自分を支え続けてくれた姉・喜美子と別れ、生涯で最後となる絵を描くため、奄美大島に渡るのだ。一村はすでに50歳となっていた。南海の島・奄美では、国立千葉病院の院長・住友先生の紹介で、和光園園長の世話になる。しかし奄美でも生活の困窮ぶりは変わらなかった。工場で働き、生活資金を貯えては、2年ないしは3年間みっちり絵に集中するという生活を一村は続けた。ある日、クワズイモをスケッチしている一村の目の前に、不意に少女アダンが現れた。アダンは、一村の中で自由で美しい生命の輝きそのものと化していく。昭和40年、一村のもとに一通の電報が届く。国立千葉病院で働いていた姉・喜美子の危篤を知らせる電文だった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

脚本
松山善三
総指揮
吉田嘉明
企画推進プロデューサー
佐藤朝泰
総合プロデューサー
水野清
撮影監督
堀田泰寛
美術監督
藤原慎二
音楽
安川午朗
録音
堀内戦治
照明
山川英明
編集
宮島竜治
ラインプロデューサー
細谷修身
制作主任
刈屋真
助監督
川口浩史
記録
谷恵子
絵画監修
速水敬一郎
絵画指導
加藤晋
コーディネートプロデューサー
三角清子
装飾
田辺丈二
製作担当
米村栄子
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