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暗殺の森

劇場公開日:2015年10月31日

解説・あらすじ

「ラストタンゴ・イン・パリ」「ラストエンペラー」で世界的に知られるベルナルド・ベルトルッチ監督が1970年に手がけた作品で、アルベルト・モラビアの「孤独な青年」を原作に、過去の罪に捕われファシストにならざるを得なかった男の悲哀を描いた。幼い頃、自分を犯そうとした男を射殺してしまったマルチェッロは、いまだに罪の意識が消えずにいた。ある日、彼に反ファシズムのクアドリ教授暗殺の命が下る。好奇の目にさらされながらも優雅に踊る女同士のダンスシーン、雪の降り積もった森での暗殺シーンなどベルトルッチと名匠ビットリオ・ストラーロのコンビが描く映像美も見どころ。日本では72年に劇場公開されており、ベルトルッチ作品の日本における初劇場公開作となった。2015年、デジタルリマスター版でリバイバル公開。

1970年製作/110分/イタリア・フランス・西ドイツ合作
原題または英題:Il conformista
配給:コピアポア・フィルム
劇場公開日:2015年10月31日

その他の公開日:1972年9月2日(日本初公開)、1996年12月21日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

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映画レビュー

3.5 動乱の時代に求める「普通の人生」。

2024年7月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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◯作品全体
主人公・マルチェロは過去に同性と性的関係を持ったことやその相手を殺してしまったことにより、「普通の人生」を生きることに固執している。しかし、時代はファシスト政権下のイタリア。強引な全体主義こそが普通とみなされていた時代に、マルチェロはその普通を求めてしまう。しかしその普通の結末を知っている側からすると、ひどく不安定な「普通の人生」を歩むマルチェロに悲哀を感じずにはいられない。

「普通の人生」というあいまいな道を進むマルチェロは愛しているとは言い難いジュリアと結婚した後に、案の定ミステリアスな美女・アンナに惹かれてしまう。官能的な関係性だけど、やっていることは最低だ。しかし、その行動は目的地があいまいだからこそ横道にそれてしまう「持たざる者」の悲哀もある。そしてそれと同じように暗殺計画を中途半端な覚悟で臨む姿から、どこのコミュニティにも居られないマルチェロの孤独感を感じさせた。

時代の潮流を読めないまま沈んでいくマルチェロからは、揺れ動く情勢の中で「普通でいること」の困難さを強く感じた。ラストシーンでは性別不明の娼妓がマルチェロを見つめる。マルチェロは否定していたが、梅毒を患った精神病患者である父と同じ結末を迎えることを示唆するような演出が印象的だった。

〇カメラワークとか
・この作品の一番の見どころはなんといっても演出力の高い構図やレイアウト。イタリアの街並みや建物と人物の切り取り方がとてもかっこよかった。
マルチェロが初めてファシスト組織の建物へ行ったときの直線的な廊下の影や幾何学模様のような立体物。座って愛人と戯れるファシスト組織幹部をバストショットで映したあとにズームアウトして広い空間を映すカメラワーク。母へ会いに行くシーンでの美麗な建物とマルチェロをダッチアングルで映すアイデア。アンナが襲われてマルチェロとガラス一枚を隔てて会話するシーンや、終盤のマルチェロとジュリアを画面真ん中にある家具によって分断するレイアウトの演出。若干カメラを引いて街と人物の一体感を感じさせる構図の多用。見れば見るほどベルナルド・ベルトルッチ監督のこだわりが溢れてきそう。

〇その他
・「時代の潮流」という言葉で思ったけど、マルチェロは人の流れを理解できない感じがある。わかりやすいのだとダンスフロアのど真ん中でジュリアたちに囲まれて戸惑っているところとか。ラストシーンでムッソリーニが退陣して喜ぶ群衆の流れに呑まれていたけど、マルチェロが普通の人生を生きるのであれば、あそこで群衆の波に乗らなければいけなかった。それができずに孤独になり、あの退廃的なラストへつながる。

・教授殺害シーンは小さいナイフでちょこちょこ刺しているように見えて迫力に欠けるな…と思ったけど、見せしめだから傷が多いほうが良いのか、となった。

・チャーハンを箸で食べてて食べづらそうだった。

・ファシストに属している人間が来ることが分かっているのに吞気に一緒に飯食ってる教授も随分アレだな、と思ったけど、マルチェロに「心からファシストではない」と話しているあたり、マルチェロが危害を加えると思ってなかったのかもしれない。そうだとしても共犯者の存在とか考えそうだけど…。

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4.5 張り詰めた美しさ

2026年3月3日
スマートフォンから投稿

人によっては退屈
人によっては絶望

シャープなデザイン
映像が語る真実と嘘
広角で映し出す寂しさ

ささやき
トラウマ

凄い世界だ。

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3.0 第二次世界大戦前のイタリアスパイ(秘密警察?)の暗躍 映像、音楽、...

2026年2月22日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

第二次世界大戦前のイタリアスパイ(秘密警察?)の暗躍
映像、音楽、セリフ回しのどれを取ってもハリウッドとは違う独特の怖さがある
もはや古典といえる領域なのかな?

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4.0 キーワードは蝶々夫人

2026年2月20日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

怖い

難しい

母の情夫アルベリを日本語で「き(木)」と呼んだり、憲兵が日本の着物を自慢したり、大事な場面で出るマダムバタフライのワード、日本人として興味深い。

少年時代、憲兵に犯されそうになり殺してしまう。それを心に抱え、普通になりたいとファシズムに傾倒していく。秘密警察として教授夫婦暗殺のため婚約者とパリに向かうストーリー。

4K字幕版で鑑賞。
どの場面も美しい。マルチェッロと2人の女性、街も車も建物も、エッフェル塔も中華料理店もダンスホールも、塀に囲まれた白い精神病院すらも、どこをとっても絵画のような美しい映画だった。

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