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T2 トレインスポッティング

劇場公開日:2017年4月8日

解説・あらすじ

1990年代ポップカルチャーを象徴する作品として知られる96年製作のイギリス映画「トレインスポッティング」の20年ぶりとなる続編。かつて仲間たちを裏切って大金を持ち逃げしたマーク・レントンが、20年ぶりにオランダからスコットランドに戻ってくる。そこでは、パブを経営しながら売春や恐喝で荒稼ぎするシック・ボーイや家族に愛想を尽かされたスパッド、刑務所に服役中のベグビーら、当時の仲間たちが未だに悲惨な人生を送り続けていた。主演のユアン・マクレガーをはじめ、監督のダニー・ボイル、脚本のジョン・ホッジら前作のキャスト・スタッフが再結集。

2017年製作/117分/R15+/イギリス
原題または英題:T2 Trainspotting
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
劇場公開日:2017年4月8日

スタッフ・キャスト

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    レントンユアン・マクレガー

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    スパッドユエン・ブレムナー

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    サイモン/シック・ボーイジョニー・リー・ミラー

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    ベグビーロバート・カーライル

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    ダイアンケリー・マクドナルド

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    ベロニカアンジェラ・ネディヤルコーバ

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    マイキーアービン・ウェルシュ

全てのスタッフ・キャストを見る

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映画レビュー

4.5 一作目以上に「戻る」が印象的。ただ、戻っただけではない。

2021年1月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD
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○作品全体
 一作目は「戻る」演出が印象的だった。麻薬中毒者へ戻る、悪グループに戻る、普通の生活へ戻る。芝居で言えば踵を返す、構成で言えば時間を戻す。ただ、登場人物たちはそれぞれ深刻な状況になりながらも状況を改善できる「若さ」があった。

 二作目ではその「若さ」を使い切った状況から始まる。現状に絶望し、楽しかった少年時代に戻ろうとする登場人物たち。その行き場のなさを時にユーモラスに、時に冷徹に描写する。登場人物に肩入れせず、かと行って突き放すことのない作品の距離感が面白かったし、二作目だからこそ、より登場人物の魅力を感じられた。

 二作目になって、より「戻る」の表現が鋭利化していた。一作目では今あるコミュニティへと戻っていくことが多かったが、本作では幼少期の頃のコミュニティへと戻っていく。レントンとサイモンの幼少期からの親友、という強調がそれだ。一作目でも二人は親友同士として描かれていたが、本作ではサイモンの家族が経営するクラブで小さい頃の二人が並ぶ映像を使っていたり、二人しかしらない過去の話を持ち出す。ベロニカのセリフに「二人で愛し合えばいい、疎外感を感じる」といったニュアンスのものがあったが、終盤まで二人の関係の深さを表現するものがあり、それが逆に時代の逆行のようにも映る。作品中盤で二人が再び薬物に手を出すシーンも、紛れもない「戻る」描写だった。こうしたものが老いを強調させる「あの頃は良かった」描写と言い切ってしまえばそれまでだが、サイモンの恐喝がバレてしまったり、レントンの環境であったり、現状の行き詰まり感との対比としてうまく機能していたし、「戻る」ことについて悪い意味での居心地の良さを表現していた。

 スパッドも薬物中毒者へ戻ることを繰り返していたり、ベグビーも凶暴さを変わらず抱えて街へ戻ってくる。若さを失った彼らが居心地の良いところへ戻ってしまえば、そこにあるのは行き止まりだけだ。しかし、ただ戻っただけではないところがこの作品の面白いところで、戻してしまった自分たちを更地にしてリビルドする希望も描いていた。
 スパッドはレントンやベロニカと関わることで自伝を書くという目標とサイモンのクラブの改築作業という日々の生きがいを手に入れた。薬物もやめた。登場人物達の中で一番最初に戻るところからリビルドを始めたのはスパッドだろう。
 ベグビーも父から続く暴力と落ちぶれの血筋を息子に求めることをやめて、ケリをつけようとしていた。終盤のクラブのシーンでレントンとともに幼少期の姿を俯瞰で映すシーンは、一度ベグビーの原型を切り取り、過去へ戻した上でリビルドする、といった意味で重要なシーンだ。
 レントンとサイモンも手持ちの金をベロニカに取られ、風俗営業の道も断たれ、まっ更な状況に立ち返る。特に、ラストの子供部屋に帰るレントンのシーンがとても良かった。子供部屋からやり直す、という意味付けも面白いし、フラッシュバックして重ねる薬物中毒のときのレントンと今のレントンの演出も良い。昔はそのまま倒れてしまったが、今のレントンは違う。小さな子供部屋だが無限に伸びる可能性も孕んでいる。奇抜な演出ながら実直な表現でもあり、単に希望だけを映すわけでもないところが絶妙だった。

 エンドロールでビルの爆破を延々と映す。老朽化したビルを壊したその先には、新たな何かがリビルドされるのだろう。「老朽化」したレントン達と重ねるものとして最高にマッチしたエンドロール。この作品は決して「戻る」ことに執着した没落者を映しただけの作品じゃない。ドラマティックには欠けるかもしれないが、その分説教臭くないハッピーエンドが見られる佳作だ。

○カメラワークとか
・短いカット割りで点描する演出が見ていて気持ちいい。関係のない映像の点描に見えて、レントンやスコットランドの状況を描写する演出が押し付けがましくなくて良かった。

・プロテスタントパブから逃げる車にプロジェクションマッピングで映像を映す演出があった。壁一面に映す、みたいなのもスパッドの部屋のシーンでもあったけど、映像内に映像を映すっていうアイデアの表現の仕方が面白い。いずれも回想のような意味合いがあった。

・過去の自分を見る、という演出が猛烈に良かった。スパッドが一作目冒頭にあった街中を逃げ回るレントン達を回想するシーンが特に良い。昔そこにあった景色を追想する演出。アニメでは割と見る(『あの花』OPとか)し自然なんだけど、実写ではどうだろうと思っていた。本作のシーンはロングショットだからか、全然違和感がなかった。

・割と境界線演出を使うなーという印象。ベロニカがサイモンと話しながらレントンから受け取った金を数えるシーン。窓の外から映した二人の間に窓枠で境界線を作る。風俗を取り仕切るマフィア(?)に森へ連れて行かれるシーン。木の幹でマフィアとレントン達の間に境界線。

○その他
・プロテスタントパブのシーンがすごく面白かった。わかりやすくカトリックを貶せば喜んでくれるプロテスタントパブの人たちとか盛り上がる流れとか。なぜここを襲う?と思いながら見ていたからキャッシュカードの暗証番号がわかるから、ということが分かったところで膝を打った。

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3.5 おめおめと歳を取るということ。

2017年4月29日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

悲しい

20年経って4人は変わったか。変わったに決まっている。当たり前のことだが、20年は若者をオッサンにするのだ。どれだけバカをやろうが、それぞれには20年という歳月が刻み込まれている。だから前作のような勢い任せの魅力が本作には感じられないのは、しごく当然のことだし、似て非なるテイストの映画になっていることが、この映画が信用できる一番の理由だろう。

本作からとりわけ感じられたのは、容赦なく人間は老いるということ。それはシックボーイが薄毛になったという外観的な意味だけでなく、4人全員が昔のままではいられないと心底わかっていて、それでもココロには“大人になれない自分”が棲みついて離れない。そんな中年の宙ぶらりん感が、可笑しくも切なくて骨身に染みる。懐かしさよりリアルな実感が勝っている点だけでも、20年ぶりに撮られた意義は充分にあった。

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4.0 かつての勢いを繰り返すのではなく、物語として成熟している

2017年4月26日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

20年ぶりの続編。ボイルやキャストもかつての二番煎じでは成り立たないことをちゃんと理解している。だからこそ、勢いではなくスローに、それぞれの歩調、立ち位置をしっかりと確かめるように物語を起動させていく。ややもするとオーソドックスな語り口にも見えるかもしれないし、観客によっては自分の過去と現在すらシンクロさせ多少の“痛み”を感じる場合もあるだろう。でもこの痛みがいい。素晴らしい。時代と人生に折り合いをつけ、多少絶望しながらも、各々のリミックスとテンポで“Born Slippy”と”Lust for Life”を全うするかのような生き方。そうせざるをえない生き方。その行き着く果て、観客と登場人物の記憶と鼓動が同期するときに、懐かしい風景が眼前に蘇る。こうやって続編でしか成し得ない、唯一無二の語り口を推し進めていくボイル。彼が選びとった方法論に“ストーリーテラー”としての成熟ぶりを感じずにいられなかった。

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共感した! 8件)

4.0 4人の加齢具合がいい塩梅

2017年4月12日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

笑える

楽しい

トップ俳優として活躍を続けているユアン・マクレガーはまあ当然としても、他の3人もしっかり昔の面影を残しながら、いい感じで年輪を感じさせるルックスになっている。20年も経っていたら、見る影もないほどしょぼくれていたり中年太りになっていたりしてもおかしくないのに。4人のキャラクターが、不在の20年間もしっかりそれぞれの人生を生きていたのだなあと信じさせてくれる。そんな嬉しさがある。

地方の駅のプラットフォーム、トイレの個室、自室のベッドなどなど、前作で印象的だった場所もひとひねり加えて再登場。懐かしさを覚えると同時に、あ、こうアレンジしてきたか、と感心させられた。

ダニー・ボイル監督、前作の「スティーブ・ジョブズ」では円熟の方向に進むのかという気がして少し寂しい気もしたが、「T2」ではまだまだ挑戦する姿勢を示してくれた。

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