ある町の高い煙突 : 特集
ご存知でしたか? 日本にこんなにも心震える《実話》があったことを――
住民と企業が協力し、“世界一高い”煙突を建造した信念のドラマ!
「八甲田山」「劔岳」新田次郎映画化10作目は、全ての働く人に捧ぐ《魂の物語》
今だからこそ、知っていただきたい“実話”がある――。「八甲田山」や「劔岳 点の記」で知られる文豪・新田次郎の小説を映画化した「ある町の高い煙突」(6月22日公開)は、後世に語り継がれるべき渾身の「真実のドラマ」。現在も稼働中の「日立鉱山の大煙突」、その歴史の裏に何があったのか? およそ100年前、茨城県日立市で環境破壊と戦った人々の姿を通し、歴史に隠された“思い”までも蘇らせた本作。私たちが生きる“いま”を作った彼らの功績を、伝えたい──。
【その時、歴史は動いた】 その“瞬間”に、立ち会ってみませんか?
「大煙突」と「桜並木」に隠された人々の“思い”に、心が震える――
映画を見ることで、歴史の見方が今までとまるで違ってくる――。古今東西、実話映画が人気ジャンルであり続けるのは、見る者それぞれの知識や見解に変革を起こし、人生観にまで影響を及ぼすからこそ。本作にも、“実話映画好き”に刺さる要素が随所にちりばめられ、何より鑑賞後に確かな「満足感」と、歴史の「新しい見方」を与えてくれる。自信をもってオススメできるクオリティだ。
[知らなかった!①]
その高さ・なんと155m超! 大煙突は、建造当時“世界一”だった!!
あなたはその存在をご存知でしたか? この物語の“中心”となる「日立鉱山の大煙突」は、1914年当時“世界最高”の155.7メートルを誇った! 約3万7000人もの人々が、9カ月以上にわたって建造に従事し作り上げた、まさに“努力の結晶”。劇中では、その雄姿を目の当たりにできる。
[知らなかった!②]
時代の先駆け――CSR(企業の社会的責任)の“原点”を作った!
大煙突ができるまで、村は鉱山の煙で甚大な被害を被っていた。作物は枯れ、人体にも影響を及ぼし、住民と企業は対立……。だが、ある男たちの“決してあきらめない姿勢”が、両者の関係を徐々に氷解させていく。環境問題が深刻化した今だからこそ、見るべき“解決へのヒント”が詰まっている。
[知らなかった!③]
日立鉱山の開業者・久原房之助は、大臣にまで上り詰めた“偉人”!
劇中に登場する重要人物・久原房之助にも注目してほしい。日立鉱山の開業者であり、大煙突建造の立役者として尽力した人物だ。1928年からは政治家としても活躍し、ついには大臣にまで上り詰めた! 映画では、吉川晃司がいぶし銀の存在感で久原を熱演している。
