特別益301億円…日野自動車、台湾代理店株をトヨタに売却する背景
日野自動車は親会社のトヨタ自動車に、日野自が保有する台湾の販売代理店である和泰汽車(台北市)の全株式を売却する。2―3月に売却予定で、譲渡価格は313億円。日野自は2026年3月期に投資有価証券売却益として特別利益301億円を計上予定だ。エンジン認証不正問題などで傷んだ日野自の財務状態を改善し、4月1日に予定する三菱ふそうトラック・バスとの経営統合を円滑に進める。
和泰汽車は台湾で、トヨタと同社の高級車ブランド「レクサス」、日野自の車両販売を担っている。トヨタは和泰汽車の株式引き受けについて、日野自と三菱ふそうの円滑な経営統合や、和泰汽車との関係性を考慮して決めたようだ。
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日刊工業新聞 2026年01月19日
