ダンス&ソウル界の超大御所バンドEW&Fがサンクチュアリーに移籍し、なんと第一弾となるオリジナル・アルバムを完成させた。タイトなリズムに魅惑のファルセット・ヴォイスで70年代より常に第一線で活躍してきた彼らがこの新作に、現在の実力派である面々ラファエル・サディーク、さらにはジャム&ルイスを迎えての極上クラシックスを披露する。
タワーレコード(2009/04/08)
度重なる延期を経て到着した約2年半ぶりの新作! サンタナの大ヒット作『Supernatural』に影響を受けて世代を超えたコラボを試みたという本作は、ホーンとカリンバに彩られた冒頭曲でのウィル・アイ・アム(ブラック・アイド・ピーズ)を筆頭に、現行シーンを牽引する人気アーティストが続々参加。デスチャのケリーが艶やかに美声を重ね、アウトキャストのビッグ・ボーイとスリーピー・ブラウンも参加したアーバン・ダンサーや、フロエトリーに即興ライミングを委ねたスピリチュアル曲、ブライアン・マックナイトとのゴージャスなバラードなどが美しい。ジャム&ルイスやラファエル・サディークら腕利きたちの参加も素晴らしい効果をもたらしている。でも、やっぱEW&FはEW&Fというのが結論。普遍的なEW&F節によって馴染み深さを残しつつフレッシュな新風をも自分たちのものにして、衰えるどころか若返ってるのがスゴい!
bounce (C)池田 貴洋
タワーレコード(2005年10月号掲載 (P76))