猟奇的殺人事件を描いた名作ミステリー小説をブライアン・デ・パルマが映画化。音楽を手掛けたのはマーク・アイシャムで、彼自身による艶っぽいトランペットの音色が妖しいフィルム・ノワールな世界へと誘い込む。緊迫感満点のダイナミックなオーケストラや美メロもありのスコアは、ジェリー・ゴールドスミス好きのツボも刺激するはず。
bounce (C)広瀬 毅
タワーレコード(2006年11月号掲載 (P112))
エルロイの名作実録ミステリーをデ・パルマが映画化。
ゴールドスミス・トリビュート的サウンド!!
『ブラック・ダリア』(2006)
サウンドトラック
音楽 マーク・アイシャム
監督 ブライアン・デ・パルマ
主演 ジョシュ・ハートネット、スカーレット・ヨハンソン、
アーロン・エーカット、ヒラリー・スワンク
今も未解決のままの伝説的な女優殺人事件の
謎を題材にしたジェイムズ・エルロイのベストセラーを
巨匠デ・パルマが若手演技派を集めてシブく映画化。
音楽はデ・パルマとのチームは初めてのマーク・アイシャム。
さて、サウンドは、エルロイものの名作『LAコンフィデン
シャル』のジェリー・ゴールドスミスのサウンドを思い出さず
にいられない、トランペット(アイシャム自身の演奏)の哀愁
の響きに歯切れよく、パーカッシヴなオーケストラ・アレンジ、
そして時折見せる、美しく切ないメロディ。間で聴かせる
サスペンス・スコア。まさに、ゴールドスミス・トリビュート的な
サウンドの、スコア・ファン要チェック異色傑作!!!!
(C)馬場敏裕
タワーレコード(2006/09/19)