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2025年12月25日 17:00
年末恒例の映画ベストテンといえば、批評家たちが選んだ芸術性の高い作品ばかりが並ぶものだが、英国放送協会(BBC)の映画・カルチャー部門「BBCカルチャー」は意外な1本を「2025年最も重要な映画」に挙げた。批評集約サイトのロッテン・トマトでわずか48%、上映中に観客が「チキン・ジョッキー!」と叫んで大騒ぎする娯楽大作「マインクラフト ザ・ムービー」だ。
ジャック・ブラック主演の本作は、世界で最も売れたゲームを原作とした実写映画。4月の公開以来、全米では2025年の興行収入トップに立ち、全世界でも約10億ドル(約1560億円)を稼いで第4位につけている。
だがBBCカルチャーが注目したのは、数字ではなく観客の「騒ぎ方」だった。劇中、緑色のゾンビの子どもが鶏の背中に乗る場面で、ブラック演じるキャラクターが「チキン・ジョッキー!」と叫ぶ。この瞬間、ゲームのファンたちは一斉に歓声を上げ、ポップコーンを宙に投げ、まるで「ロッキー・ホラー・ショー」の深夜上映のような騒ぎになったという。ユタ州では本物の鶏を持ち込んだ観客もおり、一部の上映では警察が呼ばれる事態にまで発展した。
この現象を加速させたのがSNSだ。観客たちは自分が騒ぐ様子をスマートフォンで撮影し、TikTokに投稿。「ロッキー・ホラー・ショー」がカルト映画の地位を確立するまでには何年もかかったが、「マインクラフト ザ・ムービー」は週末2日間だけで同じ現象を起こしたとBBCは指摘する。
ジャレッド・ヘス監督は米エンターテインメント・ウィークリーのインタビューで「観客が上映前にスピーチをしている動画を送ってくれるんです。友達の肩に乗って立ち上がり、あの場面で歓声を上げる。最高ですよ」と語り、「みんなが友人や家族と思い出を作ってくれている。それが何より嬉しい」と喜びを見せた。
BBCカルチャーの論点はこうだ。コロナ禍と配信サービスの台頭は映画館に大打撃を与えた。しかし観客は、大勢で映画を観る体験が自宅で一人で観るのとはまったく違うことに気づき始めている。2023年の「バーベンハイマー」現象では、観客がピンクや黒の服を着て「バービー」と「オッペンハイマー」をハシゴした。映画館に行くことが「イベント」になったのだ。
「マインクラフト ザ・ムービー」も同じ流れにある。ホラー映画「罪人たち」のライアン・クーグラー監督は英スクリーン・インターナショナルの取材に「パンデミック以降、みんなが集まることの特別さを再認識している。ホラーは見知らぬ人たちと暗闇で怖がる体験が醍醐味。誰かが悲鳴を上げると、それが伝染する」と語っている。
チキン・ジョッキー騒動を苦々しく思う人もいるだろう。静かに映画を観たい人にとっては悪夢かもしれない。だがBBCカルチャーは、この「騒がしさ」こそが映画館の生き残りに貢献していると論じる。批評家が選ぶ2025年のベスト作品に「マインクラフト ザ・ムービー」が入ることはないだろう。しかし映画館の未来を語るうえで、この作品は確かに「最重要」なのかもしれない。
2026年4月8日 18:00
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