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声に力のあるアーティストというのは、聞いて、一瞬で分かってしまう。もちろん、その「力」にもいろいろあって、文字通り、パワフルな声で圧倒するというものあるけれど、一方では、弱々しい声なのに何か決して忘れられない響きを放つ、というようなマジカルな力を持っているアーティストもいたりする。モロコはどちかといったら後者だろう。ユニセックスなハイトーンは、フィッシュマンズの佐藤伸二やSAKANAのポコペンを思い起こす人も少なくないはず。メジャーセヴンス・コードがよく似合う、ふわふわと浮遊するような声。
デビュー・アルバム「だからゆくのさ」はその声の力を前面に押し出しつつ、新人とは思えない技巧に富んだ曲作りやアレンジが背景を描き出していく。カラフルというよりは、微妙にくすんだ色彩感を持った、絵画的な音楽。都会的な洗練も多分に感じさせるから、バイオグラフィーを読んで、高知出身の、現在も高知をベースに活動するデュオだというの知って、少し驚いた。でも、こんな音楽が地方都市でフツーに奏でられるのが、今らしいのかもしれない。
あまり多くの言葉はいらない。惹きつけられる人は3秒で惹きつけられるだろうから。あとはゆっくり、君の住む街まで、モロコがやってくるのを待てばいいだけだ。(text by 高橋健太郎)
園部 信教(Vocal、Guitar)山崎 “paul” 貴博(Drums、Keyboard)の二人組。2006年、高知県高知市にて結成。
ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、荒井由美等々、ポップスの教科書をルーツに、最新の音楽までさまざまなものを吸収しアウトプットした楽曲は、万人に届くニュースタンダード。
生活に根差した世界観とメロディー、そして何よりも声が、耳の早い音楽ファンからミュージシャン連中、さらに大人達をも巻き込んで全国的に飛び火中。
大橋トリオ 『This Is Music』
とても気持ちのいい音楽。エンドレスで流していたくなります。映画音楽、CM音楽等で活躍してきた大橋好規のボーカリストとしてのソロプロジェクト。全編オリジナル書き下ろしで、全楽器の演奏を担当。“ジャズ・ソウル・フォーク・ポップス・ロック・AOR・ボサノヴァ”すべての要素をまとめ上げた音楽。例えるなら現代の「はっぴぃえんど」または「ティンパンアレイ」。 自然に口ずさんでしまうようなメロディが心地よいです。
トクマルシューゴ 『Rum Hee』
日本を代表するポップ・ジーニアス、トクマルシューゴの最新作。「パラシュート(PARACHUTE)」級の超名曲! とすでに話題沸騰。ロング・セラーとなったサード・アルバム『EXIT』からさらに大きな飛躍を遂げたトクマルシューゴの新境地を示す大傑作! おもちゃ箱をひっくり返したような、遊び心溢れる楽曲に思わず疲れも忘れるくらい楽しくなりますよ。
とうめいロボ 『とうめいなじかん』
『生と死、こちら側とあちら側など、あらゆる境目を歌にした』という、ポップでありながらも、ギリギリにセンシティブな歌の傑作群! 女性シンガーファンなら必聴の名盤登場!
埋火 『わたしのふね』
現代和製ロック界に大衝撃 ! ! 二階堂和美、トクマルシューゴに続く、埋火(うずみび)による正式デビュー盤にして大名盤がついに完成 ! ! レトロでサイケ感漂う雰囲気を兼ね備えながらも、サウンドはエモーショナルでキャッチーなメロディー、静と動が入り混じったこのロック・サウンドはクセになります。
本名:高橋健太郎 プロデューサー、ジャーナリスト、選曲家など。高橋健太郎 文筆家/音楽制作者 評論集「ポップミュージックのゆくえ〜音楽の未来に蘇るもの」がアルテスパブリッシングから発売中。http://tinyurl.com/2g72u5e twitterアカウントは@kentarotakahash
高橋健太郎のOTO-TOY-LAB──ハイレゾ/PCオーディオ研究室【第21回】ワンランク上のデスクトップ環境を──DAC&ヘッドフォン・アンプ、iFi Audio NEO iDSD
お手頃価格で高音質、iFi ZEN DAC──高橋健太郎のOTO-TOY-LAB──ハイレゾ/PCオーディオ研究室【第19回】