■ 巨人スカウト山下部長チェック(スポーツ報知) 12/3/28
27日で出場32校すべてが登場した。ドラフト候補として注目されそうな逸材を、初日から視察した巨人・山下哲治スカウト部長に聞いた。いわゆる「高校BIG3」は、頭ひとつもふたつも抜けていました。その中でも、花巻東・大谷翔平君の投打のスケールの大きさが目立ちました。特大本塁打を放った打撃は懐が深く、スイングに無駄がない。高校生では松井、福留クラスの逸材です。もちろん、故障明けでも荒れだけのスピードが出せる投球も魅力。投打ともにトップ評価です。大阪桐蔭の藤浪晋太郎君は恵まれた体を生かし切れてませんが、投球に力強さが出てきました。愛工大名電・浜田達郎君は、大型投手でありながら、左右に投げ分ける制球力が素晴らしい。そのほか、智弁学園・青山大紀、横浜・柳裕也君は、夏までの成長に期待です。野手では天理・吉村昂祐君、光星学院・北條史也君らショートの好選手が目に付きました。高校生は春から夏にかけて、飛躍的に伸びます。今後もチェックし続けたいと思います。
■ 元巨人チーフスカウト中村氏の目 「ビッグ3」納得ドラ1候補(スポニチ) 12/3/28
出場32校がこの日で出そろった。投手では花巻東・大谷、大阪桐蔭・藤浪、愛工大名電・浜田の今大会「ビッグ3」と言われる3投手が評判通りの投球を見せた。大谷は柔らかさがあって打撃も素晴らしい。藤浪は腕の振りが良く、浜田は昨秋に比べて打者を見て投げられるようになった。左投手であれだけ制球がいいのは高校生では珍しい。野手は打撃よりも足の速さや守備範囲の広さで目立つ選手が多かった。愛工大名電・佐藤は今大会で唯一と言えるほど、内角をさばける打者。光星学院の田村、北條の3、4番コンビは左右に打ち分ける技術がある。智弁学園・青山、浦和学院・佐藤の両投手は打者としても面白い存在だった。大阪桐蔭の水谷と森、北照・吉田らは2年生ながら、来秋のドラフト候補に入ってくるだろう。
■ 光星学院・北條の俊足、巧打センス高評価(デイリースポーツ) 12/3/28
1回戦が終了し、出場チームが出そろった。視察したスカウトは、まずビッグ3に注目した。花巻東・大谷については「スライダーの制球がいい。打者としての能力も高い」(阪神・葛西スカウト)。「肘や関節の使い方、間合いがいい。バッティングもすごい」(DeNA・吉田編成部部長)。大阪桐蔭・藤浪は「冬を越えての成長がある。腕の振りが強くなった分、速い球が多くなっている」(オリックス・内匠スカウト)。愛工大名電・浜田は「スライダーにキレがある。体が大きく左腕だし魅力的」(ツインズ・高橋スカウト)と高評価だった。打者では光星学院・北條、九州学院・溝脇と萩原、智弁学園・青山、作新学院・石井らに評価が集まった。「北條は足があり、動きもスローイングがいい」(中日・中田スカウト部長)と俊足、巧打のセンスに着目する。ほかの投手では、洲本・島垣が「角度があり、体ができれば面白い」(広島・宮本スカウト部付部長)と将来性を感じさせる長身右腕として評価された。
■ 竜スカウトが惚れた・総集編(東京中日スポーツ) 12/3/28
第1試合の別府青山-関東一戦で出場32校が出そろった。連日ネット裏から、“金の卵”発掘に目を凝らした中日のスカウトたちも一通りチェックを終えた。最終回は、中田宗男スカウトが総括する。
今大会の「BIG3」の中では、左腕の浜田(愛工大名電)が「勝てる投手」という意味では群を抜いている。コントロールがいいし、余力を残して打者を抑える。完成度でもナンバーワンだろう。大谷(花巻東)は投打とも素材としての魅力がある。ピッチャーとしてはまだ試行錯誤状態で、天性の力で投げている感じだが、打つ方は左の長距離ヒッターとして存在感がある。197㌢の藤浪(大阪桐蔭)は力でグイグイ押してくる。昨秋よりも球威が増し、成長を感じさせた。同じく187㌢の長身右腕・島垣(洲本)もボールに角度があり、動くタマが面白い。投打に注目の青山(智弁学園)は巧打が光っていた。柳(横浜)は投球に「間」(ま)があるのがいい。制球力に優れているから大崩れをしない。遊撃手には動きがよく、スピード感のある選手が数多くいた。地肩が強くてスローイングが安定し、走力のある石井(作新学院)は好素質。俊足の溝脇(九州学院)は中日の荒木タイプだ。吉村(天理)は大型でも俊敏。佐藤(愛工大名電)は野球センスが光った。外野手では初戦で本塁打を放った小野(智弁学園)のパワーと強肩が目を引いた。