![]() |
VOOZH | about |
全員が作詞・作曲・編曲まで手がける百戦錬磨の音楽作家で結成された音楽ギルド、月蝕會議。ももいろクローバーZやHey! Say! JUMP、ヒプノシスマイク、イヤホンズなど、様々なアーティストへの楽曲提供と並行して、昨年立ち上げたオンライン・サロン、月蝕會議室での活動も活発な彼らが、このたび最新アルバム『月蝕會議2019・2020年度議事録』をリリース。高いスキルを持つメンバー同士の共同作業で生み出される、楽曲制作の秘密に迫るべく、メンバーのエンドウ.、楠瀬タクヤ、Billyの3人に話を訊きました。
月蝕會議2019・2020年度議事録、配信中!
月蝕會議の最新アルバム『月蝕會議2019・2020年度議事録』は、ももいろクローバーZや、イヤホンズのセルフカヴァー楽曲、そしてオンライン・サロン月蝕會議室のメンバーとの共作楽曲など、様々な楽曲を収録しているが、今作のおもしろさのキモは、そのアレンジの多彩さにある。これは、メンバー自身がこれまでのキャリアや、その高いスキルを結集させ、コライトという方法で楽曲を作っているからだろう。また、月蝕會議の最大の特徴は、全員が作詞・作曲・編曲まで手がけるグループでありながら、バンドという形態をとっていることだ。10月30日に行われるオンラインでのワンマン・ライヴでは、彼らの真骨頂を発揮することだろう。ぜひ、その目で見届けて欲しい。
インタヴュー&文 : 西田健
──月蝕會議さんは、全員が作詞・作曲・編曲までできる方々で結成されていて、コライトという方法で楽曲を制作されている音楽クリエイターギルドとのことなんですが、これまではどういう風に楽曲を作られてきたんでしょうか。
エンドウ. : 曲ごとに担当を決めて「僕がベーシックトラックやります」、「歌メロやります」、「歌詞書きます」、みたいな感じで分業でやっていますね。結構場合に応じて色々なやり方をしてます。コロナ禍に入っても制作方法はあんまり変わっていないですね。僕らは元々みんなバンド出身なんですけど、集まったのはバンドマンとしてではなく音楽作家、プロデューサーって立場で集まったので、最初からバンドでスタジオに集まって、っていうスタートではなかったんですよね。だから、リモートでもやっていたし、いまの世の中の流れにも割と早くにマッチしたというか。
楠瀬タクヤ(以下、タクヤ) : 状況に応じてやり方を変えていくのも、全員が全部できるからなんですよね。役割もその曲によって違ったり、今回は作詞担当だけど、次の曲は編曲担当みたいにみんなが役割を多数こなすんですよ。
エンドウ. : もちろん、それぞれ得意分野はありますけど、結局のところ僕らもお仕事でプロとしてやってるわけなんで、どんなのが来てもやりますけどね。とりあえず出来ます!やります!って言ってから勉強する(笑)。
Billy : 渋谷系っていうテーマのときには、全然これまでやってこなかったものだったので、ジャズのライヴ行ったりして、そこでじっくり勉強しました。
エンドウ. : でも、そのオーダーがあってBillyさんが勉強してやってみたら、どんどんそういうのが生まれてくるようになりましたよね。新しいジャンルに挑戦すると、それができるようになってくる。作品の幅も広がって、そのおかげで僕らも成長してるというか。ドラゴンボールみたいに、戦えば戦うほど強くなっています(笑)。
──みなさん、元々は結構バンド畑の方々だと思うんですが、これまで制作されてきた作品のひとつ、「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」の楽曲には、しっかりヒップホップの要素が入っていますよね。
エンドウ. : 僕らあんまりやったことなかっただけで、ヒップホップ自体は好きだったんですよね。本職の方からすれば、まだまだ未熟だとは思うんですけど、僕らなりのヒップホップができているなと感じはありますね。
タクヤ : ヒプマイには色々な楽曲があるけど、僕らがリアルタイムに体験したミクスチャーやラップ・メタルの土壌に近いものができたかなと。
──普段の楽曲の制作はどういう流れなんですか?
エンドウ. : 基本的に僕らは音楽作家、プロデューサーという立場なので、自分たちの音楽は二の次なんですよ。お仕事で楽曲制作をさせていただく場合は、世界観とかジャンルのオーダーがあって、まずはワンコーラスを作っていきます。音の中身で言えば、「さあ、みんな今どういうスケジュールですか?誰が何やります?」っていう感じで確認して、「メロディーは僕やります」、「歌詞やります」とか手をあげていって。担当が決まったら、先にベーシックのトラックを先に作って、そこに歌メロを乗っけて、そうやって骨組みを作ってそこに肉付けしていく感じですかね。
タクヤ : エンドウ.さんの段取り力は全世界で五本の指に入りますね。
エンドウ. : 僕は月蝕のギターでありバンマスなんですけど、スケジュール管理とかも僕がやってるから、ほとんどマネージャーなんですよね(笑)。
Billy : 楽曲の制作現場でいえば、月蝕會議室というオンライン・サロンをやってるんですけど、そのなかでそのやりとりを見せてしまうっていうこともあります。制作の過程そのものも見て楽しんでもらって、思い出が残っていくみたいな。
エンドウ. : SNSが主流になってから、アーティスト同士の動きとかプロジェクトの成り立ちとかが見える場合が増えてきたのを感じていて。もちろん隠しながらおもしろいもの作ることもありますけど、一方で世の中にも見せるからこそおもしろいっていうのが増えてきていると思っていたんです。
1990年生まれ。熊本出身の九州男児。2019年までイベント業界で働きながら、福岡親不孝通りにてJ-POP、アニソンのDJ活動を行う。その後上京し、OTOTOY編集部にてアイドル、アニメ関連を中心に担当。映画、深夜ラジオが好き。
【ゆるめるモ!リレーインタビューvo.3】へそが探求する、ゆるめるモ!としての表現──まっすぐな想いは、ゆるさのなかにある
【ゆるめるモ!リレーインタビューvo.2】なにが、ゆるめるモ!として走り続ける理由──ファンが待っているなら、ステージに立つ
【ゆるめるモ!リレーインタビューvo.1】ねるんが見つけた〈居場所〉としてのゆるめるモ!──演じる日常と本当の自分の間で
すいそうぐらしの言葉が、音になって溢れた日──すいそうぐらし 1st ONE-MAN LIVE「それでも好きって言ってほしい夜。」
22/7史上、最高にキュートなラブソング!!──“恋”も“感謝”も“舌打ち”も“涙”も詰め込んだ、ナナニジの多彩な音楽の表現
私立恵比寿中学が、杉山勝彦と紡いだ『SCHOOL DAYS』の物語──「愛される準備ができている君」に贈る、未来への扉を開くための歌
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLは限界を“突破”する!──バラエティーに富んだ、新作の全貌とは?
SOMOSOMOが7人でたどり着いた、その答え──〈5th Anniversary ONE MAN LIVE 「ANSWER」〉
ClariSが贈る、踏み出すきっかけをくれる応援歌──『狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF』EDテーマ「アンダンテ」
ディス・イズ・カヴァー・ソング vol.5──柴咲コウ「ACTOR'S THE BEST 〜Melodies of Screens〜」
宮野真守がファンとともに歌声を響かせた日──〈MAMORU MIYANO LIVE TOUR 2023 ~SINGING!~〉ツアーファイナル
水樹奈々はこれからも大きな光となって、人々の世界を照らし続けていく──〈NANA MIZUKI LIVE PARADE 2023〉ツアーファイナル
【ライヴレポート】ナナシス、「EPISODE 2053」初のリアルイベント!──〈Tokyo 7th シスターズ 2053 1st Live Startrail〉
「僕らは滅びない。きっと歌が残る。」──めろん畑a go go × The Grateful a MogAAAzスペシャル座談会
なぜ元ジャニーズJr.たちは、裏方としてプロデュースをはじめたのか?──新たな事務所〈EIEN Entertainment〉の魅力に迫る!
IZANAGIを信じてついてきてほしいです!──〈IZANAGI début LIVE ~I wanna be an idol!~〉ライヴレポート
ひとり残らず、パーティーの向こう側へ──BRADIO〈THE VOLCANOES Release tour 2022〉ファイナル公演
*電音部、初のライヴで全25曲をノンストップで駆け抜ける──〈電音部 1st LIVE -Make Waves-〉DAY2ライヴレポート
今度のO'CHAWANZはこれまでとは違う!──新作アルバム『Do The Right Thing』でたどり着いた新境地
多くを捨てた先に残った、あるモノとは?──Meg Bonusセカンド・アルバム『TO THE YOU (ME) I MET BEFORE』インタビュー
【PIGMONZ〜未完成な怪獣たち〜vol.3】ユメカが決断した、アイドルとしての再出発──波乱の船出から始まる新たな物語
