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今年2025年で結成13年を迎えながらも、新たな道を進み続けるアイドル・グループ、ゆるめるモ!。そんな現在のグループの歩みにフォーカスを当てるメンバー個別インタビューシリーズがOTOTOYにてスタートしました。まず第1弾は、現在のゆるめるモ!を引っ張っているメンバーである、ねるん。彼女はいま何を考え、何に悩みながら活動しているのか、赤裸々な思いを語ってもらいました。
ゆるめるモ!が放つ、通算6枚目のフル・アルバム
6人新体制初の再録ミニアルバム
アイドルとしての自分、普段の生活で演じる自分、そして“本当の自分”。その狭間で揺れながらも、ゆるめるモ!への「好き」をエンジンに走り続けてきた、ねるん。加入当初の迷い、先輩たちの卒業による危機感、新体制で感じた安定と葛藤、そしてソロ活動や“なにぬねるん?”で見えた自分の輪郭。語られる言葉のひとつひとつに、ねるんとして歩んできた生き様が滲んでいた。
インタヴュー&文 : ニシダケン
撮影:大橋祐希
──ゆるめるモ!の活動歴でいうと、いまはねるんさんとなにさんが一番長いですよね。いまはねるんさんがグループの中心っぽい立場なんでしょうか。
ねるん: 「リーダー」というわけではないんですけど、発言する機会は多いかもしれません。ステージに立つ側の意見と、運営する側の意見として、両方を提示することが多いです。グループの抜けているところに気づきやすいタイプなので、埋めるように発言しています。
──もともとそういうタイプだったんですか?
ねるん: 全くです。学校や職場では一切発言していませんでした。私、普段は歯医者さんで働いているんですけど、そこでは術式も薬剤も決まっているから、こだわりを出すところも少ないですし、積極的に意見を発することはないですね。
──ゆるめるモ!に入ったことで変わったんでしょうか?
ねるん: それも途中からですね。加入当初は先輩がグループを支えてくれていて、そこに引っ張られていたんですけど、抜けられてから、自分が考えることが多くなりました。
──先輩としての自覚が芽生えた?
ねるん: 自覚とか先輩意識は全くなくて。むしろ「グループがやばい」「このままだと終わってしまう」という危機感です。これを何とかするしかない、という状況でした。
──それは使命感のようなものなんでしょうか?
ねるん: そうですかね。でもそれも勝手に生まれたんだと思います。自分は発言することが好きじゃなく、できればしたくない。うるさいやつ、口が達者だと思われるのも嫌。でも言わなかったら生まれるマイナスがある。だからやっています。
──すごく変な話なんですけど、グループを「終わらせたくない」と思ったのはなぜなんでしょう?
ねるん: 「ゆるめるモ!」というものが自分にとって必要だったし、「好き」だったからです。ゆるめるモ!のことが好きっていう、その原動力だけで動いていました。医院では患者さんに対して話す時は不安感などを与えないために、きちんと話すことを「演じてる」んです。学校などでも。そんなふうに社会に合わせることもできる。でもそれって本当の自分じゃないんですよ。だから生きにくさみたいなものを感じていて。
──世の中に適応していくことに、苦しさを感じる?
ねるん: つまんない、って思っちゃいます。合わせていくのって、色味も味もない。言われたことをやる「生かされている人間」みたいに感じることが多い。それが自分には心地よくはなかったです。私は縛られずにいた方が発見も多いし、それをすぐ形にできる方が楽しいんです。人間的にもこれが向いていると感じます。
──そもそも、なぜゆるめるモ!に加入しようと思ったんでしょうか?
ねるん: ゆるめるモ!のことがすごく好きだったんです。ファンの人と同じように日常的に聴いていて。私は、世の中の「こうするのが正しい」みたいなものに対してずっと違和感があって。そんなときに、ゆるめるモ!の音楽にたまたま出会って、すごく良いなって思いました。オーディション情報が流れてきて、「ゆるめるモ!がメンバー募集することがあるんだ!」ってびっくりして。最初は受かるとも思わなくてスルーしてたんですけど、「どうせ受からないなら受けても一緒じゃん」って思って、締め切りギリギリに応募しました。
──ゆるめるモ!のどこに惹かれたんでしょう?
ねるん: 歌詞ですね。アイドルって可愛いとか衣装がいいとか、いろんな入口があると思うんですけど、私は音楽と歌詞でハマりました。泥臭い感じがすごく嬉しかったですね。
──特に刺さった曲は?
ねるん: 最初に聴いたのは「逃げろ!!」だったんですけど、「虎よ」を聴いてどこか「クサいな」って思って(笑)。綺麗じゃないところがすごくよくて、そこからどんどん踏み込んでいきました。
──加入してからこれまでで、印象的だったことやターニングポイントはありますか?
ねるん: これまで記憶がなくなるくらい怒涛の日々だったんですよ。来たものをひたすらこなす毎日で、深く考える余裕がなかった。だから思い返そうとしても出てこないし、ターニングポイントも「ない」って感じです。でもそれが嫌なんですよ。本当は考えてやりたいのに、余裕がなくて、気づいたら今の感じになっちゃってる。だから自分の中ではすごくやきもきしています。
──昨年2024年5月には新メンバーのらきさん、まことさんが加入しましたが、グループに変化はありますか?
ねるん: 感覚的にそこまで変わってもないですね。自分の性格上、誰といても誰がいても、あんまり変わらないんです。でも見てる人からすると、人数が増えたことで、その魅力も人数分付け加わっているんじゃないかなと。
──新メンバーの印象はどうですか?
ねるん: まことちゃんは小学生のような、学童って感じです。ピュアすぎて、びっくりします。「思う→やりたい→やる」「触りたい→触る」みたいな(笑)。明るいエネルギーを感じます。らきちゃんはおとなしいですね。まことちゃんとはけっこう打ち解けている感じはするけど、全体の中だとおとなしい枠にいますね。
【ゆるめるモ!リレーインタビューvo.1】ねるんが見つけた〈居場所〉としてのゆるめるモ!──演じる日常と本当の自分の間で
【ゆるめるモ!リレーインタビューvo.2】なにが、ゆるめるモ!として走り続ける理由──ファンが待っているなら、ステージに立つ
【ゆるめるモ!リレーインタビューvo.3】へそが探求する、ゆるめるモ!としての表現──まっすぐな想いは、ゆるさのなかにある
1990年生まれ。熊本出身の九州男児。2019年までイベント業界で働きながら、福岡親不孝通りにてJ-POP、アニソンのDJ活動を行う。その後上京し、OTOTOY編集部にてアイドル、アニメ関連を中心に担当。映画、深夜ラジオが好き。
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