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2025/04/18 18:00

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIは、今がナウジャストモーメントだぜ! ──「Y2K」と「リアル平成」で彩られた、青春のうた

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI

バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI(通称:バンもん)が、最新ミニ・アルバム『SIXTH SENSE』をリリースした。今作は新曲全てに作詞をメンバー自身が担当。サウンド面でも ゆよゆっぺ、渡邊忍(ASPARAGUS)、IOSYS、新Qなど多様なクリエイターが参加。さらには、メンバーも敬愛するORANGE RANGEの「ビバ★ロック」のカバーも収録されるなど、まさにバンもん!にしか作れない作品に仕上がっている。今回OTOTOYでは、メンバーにインタヴューを実施。今作に込めた想いや、現在開催中の〈やばい(^_^)vかわいいツアー‼ 青春のフォーエバーヤング♡今がナウジャストモーメント学園〉について話を訊きました。(ななせぐみは取材時、体調不良のため欠席)

INTERVIEW : バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI

〈やばい(^_^)vかわいいツアー‼ 青春のフォーエバーヤング♡今がナウジャストモーメント学園〉。これがバンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHIが現在開催しているツアーのタイトルである。声に出して読んでみてると、とにかく元気が溢れてきた。バンもんの最新ミニ・アルバム『SIXTH SENSE』には、全編がそういうエネルギーに満ちた楽曲が詰まっている。彼女たちが届ける「全肯定」のメッセージは、いまの世の中に絶対に必要なものだ。さあ、バンもん!6人によるありのままの感性=”SIXTH SENSE“を楽しんでほしい。

インタビュー&文 : 西田健
撮影 : 堀内彩香

身体で体感できる世界から得られるものは、それより何百倍もある

──今回は欠席ですが、グループとしては、ななせぐみさんの出産という大きな出来事がありましたね。

甘夏ゆず(以下、甘夏):ファンの方がすごく祝福してくれたのが、ハッピーでしたね。私たちは同じメンバーで10年以上続いてるんですけど、これから先も同じメンバーでやっていくと思ったら、人生のステージの変化もありながら、アイドルとしてステージに立つというぐみさんの覚悟がかっこいいと思いました。

鈴姫みさこ(以下、鈴姫):ぐみさんのパートをレコーディングするときは、エンジニアさんがお子さんをあやしてくれてて、それもすごく良かったよね。

望月みゆ(以下、望月):なんかもう抱っこの仕方がプロだったよね(笑)。

恋汐りんご(以下、恋汐):ぐみちゃんは産休明けて戻ってきたあとも、すごくナチュラルなんですよ。ただただハッピーな気持ちが大きいですね。

大桃子サンライズ(以下、大桃子):大事なメンバーが1人増えた感じがしたよね。

──そしてバンもん!は、3月26日に最新ミニ・アルバム『SIXTH SENSE』をリリースします。今作もかなりバンもん!らしい仕上がりですね。

鈴姫:今回のアルバムのテーマが「全肯定」なんですけど、その感じで全曲収録しました。

大桃子:毎回そうなんですけど、楽曲制作はみんなで話し合いながら作っていきました。

──タイトルの『SIXTH SENSE』はどうやって決めたんですか?

大桃子:これは「6人のセンス」と「第六感」というダブルミーニングですね。

望月:“デジタルデトックス”に「音速も 光速も 超えてくSIXTH SENSE」という歌詞に出てくるんですよ。

──“デジタルデトックス”は今作の1曲目に収録されています。この曲の作詞は、みさこさんと大桃子さんのおふたりが担当していますが、『SIXTH SENSE』というワードはどちらから?

【MV】デジタルデトックス / バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI(バンもん!)
【MV】デジタルデトックス / バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI(バンもん!)

大桃子:どっちだったかな? “デジタルデトックス”の歌詞を書く日は、ふたりで事務所にこもっていたんですよ。「こういう歌詞を書きたい」という散文をみさこに紡いでもらったり、みさこの内側を出てくるものを入れたり。本当に共作という感じでした。

──じゃあどちらが書いたのかわからないくらい共作だった?

大桃子:ふたりとも「SIXTH SENSE」は言いそうだもんね。「デジタルデトックス」というテーマが決まっていたから、そこで人間が退化していってる「第六感」を呼び覚まして、みんなに元気になってほしいというところで、この言葉を入れたんだと思います。

鈴姫:でも“デジタルデトックス”では、「スマホとかを全く使わないでほしい」ということを言いたいわけではもちろんないんですよ、我々もみんなスマホ好きだし。インターネットって、人間の身体とか心を豊かにするために作られたはずなのに、スマホをいじることで心が傷ついたりとか自我をなくしていったりするものになっている気がしていて。それは違うなとは思っていたんですよ。だから「自分の心や感覚を大切にできる程度には、ちょっと離れてもいいんじゃない?」というメッセージを込めました。

鈴姫みさこ

大桃子:文明を否定したいわけではなくて、デジタルを使ってみんなとあったかく繋がりたいだけなので。

甘夏:最初にどういう曲にしようか話しているとき「できたらSNSを平和にしたいけど、それは無理だから…」って話をしたら、2人が救いになる曲を作ってくれました。

大桃子:いろんなことを考えてしまって、どこまでが自分かわからなくなっちゃうときに、1回瞑想したり空を見上げたりすると自分を取り戻せる気がしているんです。スマホにはたくさん情報が詰まってると思うかもしれないけど、身体で体感できる世界から得られるものは、それより何百倍もあるよという気持ちがあります。

恋汐:歌い出しが「宇宙 (そら) はでっかいな 片手じゃ掴めない」なんですよ。片手で掴めるスマホでいろんな世界を知ることができるけど、でも宇宙はもっと大きいんですよね。「歌詞すご」って思いました(笑)。

──作曲・編曲はゆよゆっぺさんが担当しています。タイトルからはゆったりとした要素があるのかなと思いきや、曲調はテンションが高めですよね。

鈴姫:「音速も 光速も 超えてく」曲なので、疾走感は大事にしました。ゆよゆっぺさんは、これまでもたくさんバンもん!の曲を今まで作って下さったので、フィーリングでしかないキーワードとかをわかって下さったので、すごくスムーズでしたね。

大桃子:あとMVがめちゃくちゃ良くて涙が出ます。可愛いんだけど、メッセージ性もあるので、ぜひ注目してほしいです。

──今作にはORANGE RANGEの“ビバ★ロック”のカバーも収録されています。

ORANGE RANGE『ビバ★ロック』MV
ORANGE RANGE『ビバ★ロック』MV

望月:こうやって歌詞を並べると、“ビバ★ロック”の歌詞は、わたしたちと同じことしか言ってないね。

大桃子:うん。ORANGE RANGEさんの曲なんだけど、バンもん!の歌詞みたい。

甘夏:「地球は回る 君のために朝が来る」って、すごくバンもん!っぽい。

望月:“ビバ★ロック”は“ゴッドソング”だったのかー。

──(笑)。今回なぜこの曲をカヴァーしたんですか?

鈴姫:ORANGE RANGEさんの曲は、他にもたくさん有名な曲はあるけど、“ビバ★ロック”にしたのはメッセージ性と明るいライヴ感が良いなと。

甘夏:私は学校で給食の時間に流してもらう曲をリクエストできたんですけど、そこでクラス票で入れてもらったくらい“ビバ★ロック”が好きだったんです。

大桃子:6人で車に乗ってお出かけするときとかに流したら口が勝手に動くんだよね(笑)。この曲の歌詞は、いつも「バンもん!ぽいな」って昔から言っていたので、念願です。

──僕はこの曲がリリースされていたくらいの頃、中学生だったんですけど、ORANGE RANGEは本当に男女ともに人気がすごかったです。特に“ビバ★ロック”は、クラスでイケてる子も聴いていたけど、TVアニメ『NARUTO』のエンディングだったこともあって、オタクっぽい子も聴いていた印象があります。

甘夏:私『NARUTO』が好きで、この曲知りましたもん。

鈴姫:オタクの子が、カラオケに行ったときの救いの曲でもあるんだよね(笑)。

──“ビバ★ロック”はかけ声もあるのでファンの方も一緒に歌いやすいですよね。

恋汐:この前ライヴで披露したんですけど、会場の一体感がすごかったですね。全員が1つになった感じがして、めちゃくちゃハッピーでした。

鈴姫:この曲は演奏はシンプルなんですけど、そういう曲で人を1つにできるのがすごいなと。

甘夏:でもギターは個人的にはめっちゃ難しいよ(笑)。歌いながら演奏するから大変なんですよ。

大桃子:最高にリスペクトを込めてカバーしました。ORANGE RANGEさんの素晴らしい曲を伝えて、また“ビバ★ロック”やORANGE RANGEさんのことを好きになってくれたら嬉しいです。

大桃子サンライズ
この記事の筆者
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ニシダ ケン

1990年生まれ。熊本出身の九州男児。2019年までイベント業界で働きながら、福岡親不孝通りにてJ-POP、アニソンのDJ活動を行う。その後上京し、OTOTOY編集部にてアイドル、アニメ関連を中心に担当。映画、深夜ラジオが好き。

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