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“儚さと狂気”を備えた楽曲で人々の心を魅了する、アーティスト、にしな。天性の歌声と、心地よいメロディー・ラインで紡がれる彼女の言葉に、多くの人々が虜になっています。最新アルバム『1999』には、すでにリリースされている“U+”、“東京マーブル”、“夜になって”をはじめ、彼女が仲間と離れて自分の道を進むことを決意して作った楽曲 “青藍遊泳”や、YouTubeでの弾き語り動画が人気でライヴでも既に披露されている“ワンルーム”などを含む、全11曲を収録。にしなが、いま、この時代に伝えたい想いをぜひ、この作品から感じてみてください。
最新アルバム『1999』ハイレゾ配信中
にしな / 青藍遊泳 - Music Videoにしな / 青藍遊泳 - Music Video
にしなの最新アルバム『1999』は、あらゆる表現が詰まった、珠玉の一枚だ。爽やかなロック・チューン“アイニコイ”から始まったかと思えば、不思議な響きが心地よいダンサブルな楽曲“FRIDAY KIDS CHINA TOWN”へと世界を変え、胸を打つバラード“debbie”に繋ぐ。そして、アルバムのラストに収録されている『ノストラダムスの大予言』をモチーフにしたという表題曲“1999”は、世界滅亡というテーマを扱いながらも、聴くものの心を幸せで包み込む。いったい、彼女は、どのような気持ちを抱いて、どのような方法で、この作品を作り上げたのか。その知られざる制作過程について聞くと、意外なほど、シンプルな答えが返ってきた。今作を作り上げる上で、自分の中での世界が少し広がったと話していた彼女。これからますます広がっていくであろう、にしなというアーティストの音楽の世界の先には、いったいなにがあるんだろうか。
インタヴュー&文 : 西田健
──ファースト・アルバム『odds and ends』を昨年2021年の4月にリリースされて以降、かなりさまざまな場所で、にしなさんのお名前や楽曲を耳にすることが増えてきたように感じています。ご自身を取り巻く状況が変わっていくにつれて、心境に変化はありましたか?
曲を作る上で自覚的になにか変わったことは、正直あんまりなかったですね。でも、こうやって取材を受けさせてもらって、お話しさせてもらうなかで思ったのは、前作『odds and ends』は今よりもっと、自分自身のなかから目の前にいる人にすごく注目していたんですよ。どちらかというと、ミニマムな世界を自分なりに切り取っていくことの方が多かったですね。それから今になって楽曲を作っていくと、もっと大きく世界を捉えてみたうえで、言葉や世界観で表現することが増えたのかなと思っています。
──なるほど。
自分自身はどっちかというとネガティブな性格なんですけど、それを別にポジティブに変換したいわけじゃなくて、そのネガティブなマインドの一歩先の世界を描けたらいいなって思えるようになったというか。自分自身のネガティブの先に何があるんだろうって考えるようになりました。それは、自分自身に対しても、楽曲を聞いてくれた方にとっても、私が歌っている想いが届けばいいなと思っています。そういう意味では、見たいものとの距離感がちょっと広がったし、自分の中での世界が少し広がった感じもあります。活動するなかで、そういうところを感じながら、気持ち的に変わってきているのかなとは思います。
──楽曲だけのイメージだと、ミステリアスな方なのかなと思っていたんですけど、ご自身が出演されているラジオを聴いたりSNSでの発信を見ると、かなり親しみやすい人なのかなと感じたんですよね。
そうですね。最近は本当にカジュアルに友達みたいな感覚だったり、親しみやすいって言ってもらうことは増えるようになってきました。基本的には、本当にそこら辺にいる元気な子みたいな感じではあると思います。
──ここ1年の間で、にしなさんのリスナーの数も大きく増えたようにも感じますが、感覚は変わりましたか?
心境の変化でいえば、ライヴをしていくなかで「こういう方々が聞いてくれてるんだな」っていうのを実際に触れ合って感じたんですよね。ライヴをはじめる前は、こんなにちゃんと埋まるかなって心配はありますけど、こうやって聞いてくださる方がいるんだっていうのを、体感しています。特にワンマン・ライヴは、実際にお客さんが目の前にいるので、お客さんを目の前にすると、すごく聴いてくれている方が増えたなという実感はありますね。
──にしなさん自身は、ライヴと楽曲制作では、どちらの方がご自身のなかで比重が大きいんですか?
わたしは歌うことがいちばん好きで、こういう仕事に憧れてたので、ライヴの方がどちらかといえば大きいかもしれないですね。楽曲を作るのはもちろん楽しいですし、楽しいだけで作れる時もあるんですけど、産みの苦しみがやっぱりあるんですよね。ライヴにもいろんな葛藤があるんですけど、どちらかというとライヴの方が楽しさを感じますね。制作途中は本当に苦しかった曲も、実際にライヴで歌ってみたら、そのとき大変だったことも忘れて、楽しく思えることもあります。
──実際にライヴでやってみて、感覚が変わった曲もあるんですか?
『U+』は曲を作っているときは、ライヴでどう見えるかあんまり考えてなかったんですけど、実際にやってみると、照明さんやライヴの演出も含めて、お客さんが良い雰囲気に引っ張ってくれる曲になった感じがします。ライヴを通して、お客さんと一緒に作っているというか。お客さんと楽しめる曲になってくれたんじゃないかなと思います。
1990年生まれ。熊本出身の九州男児。2019年までイベント業界で働きながら、福岡親不孝通りにてJ-POP、アニソンのDJ活動を行う。その後上京し、OTOTOY編集部にてアイドル、アニメ関連を中心に担当。映画、深夜ラジオが好き。
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