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日本最高峰のオルタナティブ・ロックを演奏するもの達、PANIC SMILE。動けば必ず注目されるジャパン・ミュージック・シーン最重要人物、吉田肇(G,VO)をリーダーとし、巨漢の保田憲一(B,VO)、DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENでもプレイしていたジェイソン・シャルトン(G)、そしてソロでも大活躍の紅1点、石橋英子(Dr,VO,Key)の4人が奏でる。
1999年にGOD MOUNTAINからりリースされた『WE CANNOT TELL YOU TRUTH,AGAIN』をレコード屋さんで試聴し、全く理解出来なかったのが、彼らとの出会い(笑)。その後、3rd albumの『10songs,10cities.』リリース後、筆者のバンドLimited Express (has gone?)が京都のイベントに呼んだのを機に、九州、名古屋等でも、急速に共演する機会が増えていった。
2000年代前半、彼らは盟友bossston cruising maniaの鹿島エス尋が主宰するMICRO MUSICやKIRIHITO等のTAG RAG勢と共鳴しつつも、どこかのシーンに属するのではなく、単体のバンドとして立ち続けた。また、2000年代後半には、ナンバーガール解散後の向井秀徳やDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENと活動を共にしたが、決して見劣りすることはなかった。何故なら、有り余る個性と、人と同じことはしない!(彼らは、出来ない!と言ってはいるが)という強い意志のもとに、バンドを存在させていたから。その立ち位置の強さに、東京のバンドからの信頼は熱く、また、京都のFLUID、福岡のfolk enoughやnontroppo等のローカル・シーンを支えるバンドとも深く繋がっている。
17年目を迎えた彼らが、7枚目のアルバム『A GIRL SUPERNOVA』を発表した。なんと、今作は歌える。しかも、小躍りさえ出来てしまう。「THE ELECTRIC SEA」や「GIRLS ON FLOOR」等のうたものは、相対性理論に沸き立つリスナーへ大爆撃を与えるまさに新境地。全編を通して現れる石橋英子のコーラスは、楽器だけで勝負していた過去作とは大きく違い、今作をよりポップな方向へと引っ張っているし、タイトル曲の吉田肇とジェイソンのギターの掛け合いは、何年同じ釜の飯を食べれば出来るんだってくらい絶妙。過去作で、プログレッシブ、PUNKや音響など様々なジャンルに挑戦した彼らが、遂に最も難しいアヴァンギャルドとポップの隙間を手に入れた。現代で、この隙間を手に入れたバンドは、アメリカのDEERHOOFぐらいなんじゃないか? 決して、マッチョにも頭でっかちにもならない。一切理解出来ない方法論が、うざったくもない。制作は大量のジャム・セッションをNATSUMENのAxSxEが取りためて、そこに歌をかぶせていったようだ。なのに、この手に負えないグルーブは、エレクトリックを手に入れた人間の音楽に対する可能性を押し進めたとまで断言しよう。
2009年は、彼らと同じ世代かそれ以上のベテラン勢、KIRIHITO、MONO、UG MANやECD等が、こぞって強烈なアルバムをリリース。日本のオルタナティブ・ミュージック・シーンは、近年まれに見る充実した年となった。けれども、バンド解散や休止の報告が、この年末にかけて聞こえてもきている。PANIC SMILEも現メンバーでの最後のアルバムだと宣言してしまった。現メンバーで最高のものを作ってしまったから、次に進むにはメンバーが変わるしかないというのは、なんと彼ららしい選択なんだ。
最近ではYOLZ IN THE SKYのプロデュースを行い、ちゅうぶらんこや三重人格ノ犬のVo.榎木俊二の新バンド、FUN☆ANAにも参加している吉田肇が描くNEW PANIC SMILEを気長に待とうと思う。彼らのシーンに決して媚びない姿勢を受け継いだLimited Exやヨルズ等の下の世代が、この音源に劣らないアルバムを作り、日々挑戦し続けながらそれを待つ時代に突入したのだ。
(text by JJ(Limited Express (has gone?)))
92年福岡製。94年よりLive+Djオールナイト・イベントCHELSEA-Qをスタート(97年まで毎月開催)。98年、自主制作の1stアルバムをリリース。同年夏、上京。99年GOD MOUNTAINから2ndアルバム・リリース後メンバー・チェンジ、00年現メンバーに。その後はheadache soundsから1枚、P-VINEから2枚、RYTHMTRACKSからアルバム1枚と、 ライブDVDをリリース、コンスタントにライブ活動を続け、現在に至る。 12月2日には7作目の新作『a girl supernova』が古巣のP-VINEからリリースされる。自分のパートのフレーズを覚えられない人々が4人集まるとこんなバンドになる。蛇行しまくるリズム・セクション、気まぐれでしかないメロディ、 ひたすらグルーヴすることを拒むアンサンブル、一見シリアスそうだが実は渋谷駅前のモヤイ像並に楽観的だったりする。尚、現メンバーのPANICSMILEは12/2の新作リリースと1月からのレコ発ライブ3連戦をもって活動を終了する。
ダンスで決めて ! / worst taste
3年ぶりとなるセカンド・アルバム『ダンスで決めて!』が2月28日にリリース!前作『おなか痛い』からよりストレートに進化した今作は、エンジニアに久恒亮 (Zot Recordings/Alan Smithee's MAD Universe)、ジャケット・デザインには福岡の奇才・オオクボ-T氏を迎え、自主レーベル「HEY HUNGRY!!!」を立ち上げての渾身の作品である。
うむひとうまれるひと / 灰緑
the pop groupのようなノイズまみれのファンクでグルーヴしたかと思えば、突然調子っぱずれの演歌、渋さ知らズ?! なへヴィ・サイケデリック民謡、そしてドラムの苅田・弟が突然フロント・マンを出し抜いて暴走する即興コント風インプロヴィゼーション・ハードコア「甲子園(春・夏)」(スネークマンショウ世代なら大ツボの)など、まるで田舎の遊園地か見世物小屋状態である。また時折、猟奇的な面を見せるボーカル山口の歌詞は、つげ義春や丸尾末広的であったりもするから厄介だ。これも転じて裏・三丁目の夕日的であると言えよう。末恐ろしい若者たちの登場である。
nengneng / the mornings
変拍子、不協和音、絶叫、プログレッシブな曲展開! でも何だかポップでダンシング。2003年に趣味も合ってるのか合っていないのか微妙な四人で結成され、2枚のデモCDRを製作し、突然アメリカに遠征をしたり、ボーダーレスなメンツとのライブをこなしたりしつつも、色々な音楽を飲み込んで消化不良を起こしながら書き上げた、the morningsの四曲入りCD! 90年代のdischord、kinsella family、プログレッシブ、四つ打ちロックなどが好物な方は一聴の価値あり。
alive at the wall / nhhmbase
2004年の結成以来、変拍子や転調を多用しながらも、不思議なほどシンプルでポップな印象を与える楽曲と、ときに出血し救急車で運ばれるほどテンションの高いライヴを武器に、group_inou、トクマルシューゴ、OGRE YOU ASSHOLEらとともに、新たなシーンを作り上げる。本作は、彼らの本領であるライヴを、それも旧メンバーによる最後の演奏となった2008年11月2 日台北公演を完全収録した初のライヴ・アルバム。nhhmbaseは、現在新メンバーを迎えて、マモルのソロ・プロジェクト的色彩を強めた新たなバンドとして再始動しているが、長らくライヴ・バンドとして高い評価を得てきた第一期nhhmbaseの最高の瞬間を永遠に封じ込めた貴重な作品として輝き続けるだろう。
パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyの取締役。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。
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BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode66 モモコグミカンパニー「バラバラの人が1つになるときの良さがBiSHにはある」
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街の底、冷凍都市、交わす盃──【対談】吉野寿(eastern youth) × 向井秀徳(NUMBER GIRL / ZAZEN BOYS)
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BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode65 アイナ・ジ・エンド「やりきったり生ききったりすることが今のBiSHにできること」
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BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode64 セントチヒロ・チッチ「誰かの頭の中にあるBiSH像やBiSHの概念を壊したい」
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BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode63 リンリン「それぞれが好きなBiSHが絶対に一つはある」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode62 ハシヤスメ・アツコ「新しい道を進んでいっている感じがします」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode61 モモコグミカンパニー「地に足がついた状態で生きていきたい」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode60 アユニ・D「今年はいろいろ初挑戦してみたいことがある」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode59 アイナ・ジ・エンド「劣等感と向き合ってスーパースターになりたい」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode58 セントチヒロ・チッチ「たくさんの音楽に触れたことで自分の原点を思い出せた」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode57 リンリン「ひとつひとつの曲の完成度を上げて、もっといいパフォーマンスにしたい」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode56 モモコグミカンパニー「いまのBiSHの完成形を見せたい」
この作品をまだ誰も言葉に出来てない──GEZAN、崩壊ギリギリを形にしたアルバム『Silence Will Speak』
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BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode54 アイナ・ジ・エンド「新しいBiSHが出来そうな気がしている」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode53 アユニ・D「BiSHであることは私の存在証明です」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode52 セントチヒロ・チッチ「BiSHは誰かにとってのヒーローであり続けたい」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode51 モモコグミカンパニー「これからはメンバー1人ひとりが自分で頑張らなきゃいけない」
BiSH~Rock'n Roll Swindle~ 二番煎じは本物を超えられるのか?! Episode50 リンリン「横アリでのライヴは数年経ってもすぐ思い浮かべられるような1日にしたい」
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【BiS連載vol.65】BiSラスト・インタヴュー、ヒラノノゾミ編ーー「こっちは3年やってきてるんだぞ!」っていうプライドもある
【BiS連載vol.64】BiSラスト・インタヴュー、カミヤサキ編ーー楽し過ぎて終わるのがイヤになるようなトラウマを残すライヴをしたいな
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【BiS連載vol.62】BiSラスト・インタヴュー、ファーストサマーウイカ編ーーおっきいお葬式をしたいなって、「楽しかったね、ありがとうな」っていう
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2013 年、静かなる平成ロックンロールデモクラシー、バンバンバザール。渾身の14thアルバム『ラブレター』をリリース!
アンダーグラフの軌跡を追う、4ヶ月連続企画第三弾掲載、シングル「Mother feat. MICRO(HOME MADE 家族)」も好評配信中!!
ototoy×disk union 「NEW SENSATION」第9弾 sukida dramas インタビュ―&フリー・ダウンロード
毎月SONG BOOKが届く! Rie fu Monthly project『fu diary』第2弾発売&インタビュー
埼玉音楽の未来会議 vol.2開催!!『SAITAMA LOCAL MUSIC RECONSTRUCTION Vol.2』
SuiseiNoboAz新作『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』から一曲を先行フリー・ダウンロード!
SuiseiNoboAz『THE(OVERUSED)END OF THE WORLD and I MISS YOU MUH-FUH』
SPENCER『Eine tausend Musik tour 2010』ツアー・ファイナルの音源を高音質で販売開始&インタビュー
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