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2023年をもって解散することを発表した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバー個別のインタヴュー連載。今回は、バラエティやドラマなどでも活躍の場を広げるハシヤスメ・アツコに、解散について告げられたときの心境、そして12ヶ月連続でリリースされている楽曲のMVについてじっくり語ってもらいました。解散に向けて何かを変えるのではなく、変わらない姿を届けたいと語ったその真意とは。
12ヶ月連続リリース第3弾
WACK合同オーディション2022のハシヤスメ・アツコは、良かったところも悪かったところも含めて最高だったと思うし、BiSHがなぜこれほど人気になったかの理由の一つを見たような気がした。彼女が意図しているかどうかはわからないが、とてもひたむきででもちょっと不器用なその佇まいは不思議と笑みが溢れるし、ニコ生のコメントも終始盛り上がっていた。あ〜、彼女のすべり芸を、早く生で見たい。
インタヴュー : 飯田仁一郎
文 : 井上沙織
写真 : 大橋祐希
──渡辺さんから解散を投げかけられたとき、ハシヤスメさんはどう感じましたか。
ハシヤスメ・アツコ(以下ハシヤスメ) : びっくりしましたけど、渡辺さんが作ってきたグループの歴史を振り返ったときに、解散はいつか起こることなのかなとは思っていて。でもその頃はどこかでBiSHはおばあちゃんになっても続けていくんだろうなっていう気持ちもあって、おばあちゃんになったら踊れないかなとか思いつつも、できる限り続けていきたいと思っていたんです。そんなときに渡辺さんから話があって「あ、そうだった、BiSHってそうだよな」とハッとして。寂しくはなったんですけど、いつかくるものだったんだなと、渡辺さんのその一言で気づきましたね。
──それから発表されるまでだいぶ長かったですよね。
ハシヤスメ : 清掃員とBiSHの間で隠し事になるわけじゃないですか。だからいろんな気持ちを抑えながらライヴをやったりしていて。BiSHってメッセージを伝えてきたグループだと思っているから、言葉を大切にしてたのに、発表するまでの間はどこか嘘になってしまうような気がして、すごく言葉選びに慎重になった時期ではありました。
──その期間は自分たちの次の道を模索する時期でもあったと思うんですけど、解散後のことは考えましたか。
ハシヤスメ : そうですね。もちろんグループのことは今も今までも一番大切にしているんですけど、自分のことも同時に考えて。私は渡辺さんにオーディションで拾ってもらって今があるから、いつか恩返ししたいなとずっと思っていて。ウイカさんとかもそうですけど、先輩方が活躍している姿を見て渡辺さんも嬉しそうにしてますし、この先渡辺さんのもとを離れることになってもずっと輝き続けていたいですね。今はもちろんBiSHが大事ですけど、ずっと渡辺さんが自慢できる子どもになるには、BiSHとしても個人としても頑張らないとなと思ってます。
──なるほど。12月の解散発表当日はどんな心境でしたか。
ハシヤスメ : 清掃員に隠し事をしないで伝えたいっていう気持ちはずっとあったのに、いざ来てしまったら「本当に来ちゃったな。ああ、どうしよう」って、結構気持ちが重たかったですね。起きてからいろんなことを考えちゃって。歴史が変わる日というか、来てほしかったけど来てほしくなかった日というか。1年前とは大違いだよなって思いましたね。私たちにとっても清掃員の方にとっても。
──みんなに伝えた後はちょっとスッキリしたんですか?
ハシヤスメ : やっと言えたっていうスッキリ感はあったんですけど、言ってしまったなって気持ちもあって。でも言ってしまったからには、あとは一緒に思い出を作っていくだけしかない。そして感謝の気持ちをこれから出会う人も含めて伝え続けて、楽しんでいくしかないなっていう気持ちに徐々に切り替えていけましたね。
パンク・バンドLimited Express (has gone?)のギター・ボーカル。BOROFESTAの主催者。ototoyの取締役。JUNK Lab Recordsのレーベル・オーナー。ライターやイベント・オーガナイズも多数。
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1990年生まれ。熊本出身の九州男児。2019年までイベント業界で働きながら、福岡親不孝通りにてJ-POP、アニソンのDJ活動を行う。その後上京し、OTOTOY編集部にてアイドル、アニメ関連を中心に担当。映画、深夜ラジオが好き。
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